原作 |
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監督 |
ジェルジオ・セラフィーニ |
脚本 |
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キャスト |
ウェズリー・スナイプス |
ゾーイ・ベル |
アーンジャニュー・エリス、アーニー・ハドソン、ゲイリー・ダニエルズ、ロバート・ダヴィ |
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配給会社 |
ショウゲート |
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『ブレイド』シリーズで人気のウェズリー・スナイプスが、正義を貫く男を熱演するハード・アクション。信じていた仲間の裏切りに遭い、葛藤(かっとう)しながらも、たった一人で悪に立ち向かう男の姿を描く。監督は『ラブ ブラインド あなただけ恋しくて』のジョルジオ・セラフィーニ。共演は『デス・プルーフ in グラインドハウス』のゾーイ・ベル。ウェズリーが繰り広げる切れ味鋭いアクションが見ものだ。
国を守るため、命令に忠実に従い、表には一切出てこない暗殺にかかわってきたCIAの秘密工作員マーカス(ウェズリー・スナイプス)。アフリカのゲリラに武器を流す死の商人スミス(ロバート・ダヴィ)の組織への潜入を命じられた彼は、仲間のフローリア(ゾーイ・ベル)やザンダー(ゲイリー・ダニエルズ)らとスミスに接触する――
アクション映画の王道は、オープニングにド派手なアクションがあり、中盤は説明的なドラマ仕立て、そしてまたアクション、ラブシーン、ドンデン返しがあり、ラストにまたアクション! しかし、この作品、教会のシーンを除けば、最初から最後までノンストップアクションなのだ!! アクション映画ファンにはもってこいの作品といえる。また、上映時間も97分と短いので、飽きずに最後まで堪能出来る。冒頭のドンパチシーンから始まり、追って、追われて、最後までドンパチ、撃って撃って撃ちまくる!! 信頼する仲間の裏切り、正義とは何か? 殺人とは? 国を守るということは? さまざまな心の葛藤がテーマなのだが、アクションシーンが全体のほとんどを占めているため、そう言った心の内面的な表現がおろそかになり、ドンデン返しも無くストーリー的にはやや弱い……。
とにかくアクションな映画だ!(笑)
★おまけ
・ウェズリー・スナイプス出演のおすすめアクション映画
『デモリションマン』(1993年)
2032年、コンピューターに管理された暴力や犯罪が存在しない近未来都市。凶悪犯サイモン・フェニックス役にウェズリー・スナイプス。“デモリションマン”ジョン・スパルタン刑事役にシルヴェスター・スタローン。まだまだ、悪役のウェズリーの演技に注目!!
11月27日(土)より銀座シネパトスほか、全国公開
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