シネマピア
祝!アカデミー賞®受賞!
辻一弘が、オスカー像とともに、凱旋来日決定!!
「政界一の嫌われ者」から「伝説のリーダー」になったウィンストン・チャーチルを描いた真実の物語『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開)が第90回アカデミー賞®にて、主演男優賞(ゲイリー・オールドマン)に続き、メイクアップ&ヘアスタイリング賞(辻一弘他2名)2部門にて見事受賞!メイクアップ&ヘアスタイリング賞では日本人初受賞となり世界中から注目された辻一弘が、この度熱い期待に応えて、母国日本への凱旋来日が決定。来週、記者会見等取材に応じる予定。
「あなたかが引き受けてくれたら、私はこの映画に出る。」
ゲイリー・オールドマン自らのオファーで映画界に復帰!
ゲイリーとともにアカデミー賞W受賞の快挙を果たす。
映画の特殊メイクの世界では一流として知られる辻は、その四半世紀に渡るキャリアの中で二度アカデミー賞にノミネートされている。しかし、2012年に映画業界を引退し、現代彫刻家としての活動に専念していた折、ゲイリーから「あなたが引き受けてくれたら、私はこの映画に出る。」と直接オファーが届く。「悩みましたが、ゲイリーにノーとは言えません。他の多くの人たちと違って、彼は特殊メイクの重要性をしっかり理解してくれているのです」と「飛行機から飛び降りるような覚悟で」承諾をした辻。フィッティング、彫刻、装着、調整、等開発と試作に6ヶ月が費やされ、納得するものを製作した。
そんな二人三脚で製作された“チャーチル”は、世界中で評価され数々の賞を受賞。見事、アカデミー賞でも、主演男優賞にゲイリー・オールドマンが、そしてメイクアップ&ヘアスタイリング賞にて辻一弘(他2名)が受賞し、W受賞となった。
夢を追ってハリウッドで成功した辻一弘自身のサクセスストーリーにも日本中が注目している今、世界が誇るアーティストとなり名実ともに評価を得ての凱旋来日となる!
★辻一弘(つじかずひろ)(“辻”の字はしんにょうに点ひとつ)
1969年5月25日、京都市生まれ。10代の頃から特殊メイクを独学で学ぶ。1987年、メイクアップの巨匠ディック・スミスの住所を雑誌で知り、文通を通して師弟関係を築く。黒澤明監督『八月の狂詩曲』(91)や伊丹十三監督『ミンボーの女』(92)の制作に携わり、代々木アニメーション学院で講師を務めた後、96年に『メン・イン・ブラック』(97/バリー・ソネンフェルド監督)の現場で働くため渡米。『PLANET OF THE APES/猿の惑星』(01/ティム・バートン監督)、『グリンチ』(00/ロン・ハワード監督)などを経て、07年独立。『もしも昨日が選べたら』(06/フランク・コラチ監督)、『マッド・ファット・ワイフ』(07/ブライアン・ロビンス監督)でアカデミー賞にノミネートされた。ハリウッドで25年以上、特殊メイクアップ・アーティストとして活動した後、2012年以降は美術彫刻に専念し、現代美術家として活躍中。ロサンゼルス在住。
「英国一型破りな男が、歴史を変えた。」
1940年、第二次世界大戦初期。ナチス・ドイツの勢力が拡大し、フランスは陥落間近、イギリスにも侵略の脅威が迫っていた。連合軍がダンケルクの海岸で窮地に追い込まれるなか、ヨーロッパの運命は、新たに就任したばかりの英国首相ウィンストン・チャーチルの手に委ねられた。嫌われ者の彼は政敵に追いつめられながら、ヨーロッパのみならず世界にとって究極の選択を迫られる。ヒトラーに屈するのか、あるいは闘うのか――。
「世界の CEOが選ぶ、最も尊敬するリーダー」(2013年 PwCJAPAN調べ)に、スティーブ・ジョブズやガンジーを抑えて選ばれた伝説の政治家チャーチルは、最大の国難に直面したその時、いかにして人びとに勇気と希望を与えたのか?チャーチル没後に公開された戦時内閣の閣議記録によって明らかとなった実話を基に、チャーチルの首相就任からダンケルクの戦いまでの知られざる 27日間を描く、感動の歴史エンターテインメント。
朝から酒をたしなみ、国王との用事よりも優先するほど昼寝を欠かさず、風呂場でもミーティングをする変人ぶりと、愛妻クレメンティーンとの仲睦まじくウィットに富んだやりとり、そして英国王をして「ケダモノのようなヒトラーを怯えさせる男」と言わしめた明晰な采配。失敗を繰り返しながらも、チャレンジし続けた勇気。本作には、人間ウィンストン・チャーチルの型破りな魅力があますところなく描かれている。
ウィンストン・チャーチルを演じるのは、抜群の演技力で多くの俳優仲間からも尊敬を集める名優ゲイリー・オールドマン。本作では、姿形、声、話し方に加え、まとう空気までもチャーチルになりきった超絶の演技を披露。「これこそが最高峰の演技だ!」(ローリングストーン誌)、「今年のオスカーにふさわしい」(Awards Da ily誌)と各誌で絶賛の声があふれ、アカデミー賞主演男優賞®最有力と目されている。チャーチルを支える妻クレメンティーンに扮するのは、『イングリッシュ・ペイシェント』のクリスティン・スコット・トーマス。秘書エリザベス役に『シンデレラ』『ベイビー・ドライバー』のリリー・ジェームズ、英国王ジョージ 6世に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のベン・メンデルソーンが扮するなど、演技派たちが脇を固め見事なアンサンブルを奏でている。
監督は『プライドと偏見』『つぐない』が高く評価されたジョー・ライト。『博士と彼女のセオリー』のアンソニー・マクカーテンが、脚本を手がけた。また、ハリウッドで活躍しながら 2012年に現代美術家に転向した辻一弘が、ゲイリー・オールドマン直々のオファーにより数年ぶりに特殊メーキャップアーティストとして参加。アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を日本人として初めて受賞した。合計200時間以上もかけて作り上げたゲイリー・オールドマンの“変身”ぶりに注目してほしい。
監督:ジョー・ライト
出演:ゲイリー・オールドマン、クリスティン・スコット・トーマス、リリー・ジェームズ、スティーヴン・ディレイン、ロナルド・ピックアップ、ベン・メンデルソーン
配給:ビターズ・エンド/パルコ
公式HP:www.churchill-movie.jp
公開:3月30日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開
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