シネマピア
パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会
『ソウ』シリーズのプロデューサーが仕掛ける、予測不可能な衝撃クライム・サスペンス! この作品、TSUTAYAだけでレンタルが開始されました!
この主人“何か”がおかしい……。
銀行強盗を犯して警察に追われる身のジョンは、逃げ場を失い隠れ家を物色し始める。そんな“招かれざる客”ジョンが偶然狙いを定めたのがウォーウィックだった。
常に客人を温かくもてなす“完璧なホスト” ウォーウィックは、今夜も友人を招いてパーティを開くつもりだった。そんなとき見知らぬ青年ジョンが助けを求めてやってきた。
強盗犯だという秘密がバレたジョンがウォーウィックに服従を迫ったとき、さらに恐るべき秘密を隠し持っていたこの家の主人。
そして“異常なホスト”が“不運なゲスト”を翻弄する理不尽な一夜へとなだれ込んでいくのだった――。
“予測不可能”といえばこの人、ということで鳥居みゆきがTSUTAYA限定レンタル記念イベントに登場したが、その鳥居みゆきを遥かに上回る予測不可能の展開が本作品であった!
前半の雰囲気は『ソウ』シリーズを連想させる、「あー、だんだん怖くなるよー」という感じで始まる。続いて犯人とホストの関係が逆転したあたりは、さあー来るよ来るよ恐怖が来るよーとなり、そこに登場するウォーウィックの友人たち……このあたりでクライム・サスペンスの緊張感が一気に増す。そして、ウォーウィックの本当の正体がわかりジョンが絶体絶命のピンチに陥ったあたりからストーリーは予測不可能な方向に進んで行く……。あまりにも予測不可能なこの展開は、えっ!ええって!そんな……あれっっーという感じだ!!
物語は絶対に続編だなっという感じでエンティングをむかえる。
異常行動を連発する"完璧なホスト"ウォーウィックを演じたデヴィッド・ハイド・ピアースは、2007年にミュージカル「カーテンズ」でトニー賞最優秀男優賞の受賞経験を持つ実力派。彼の“いかれたサイコキャラ”がこの作品のみどころである。
夏はやっぱりクライム・サスペンスで背筋を寒くしましょう!!
製作総指揮:マーティン・ゾランド
製作:ステイシー・テストロ/マーク・ヴィクター
監督:ニック・トムニー
脚本:ブラギ・シャット・Jr.
出演:デヴィッド・ハイド・ピアース/クレイン・クロフォード/ナサニエル・パーカー/ヘレン・レディ
発売元/販売元:カルチュア・パブリッシャーズ
レンタル・発売日:6月24日(金)、TSUTAYAだけでレンタル・発売
公式HP:http://www.perfecthost.jp/
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エンタメ : シネマピア 記:尾崎 康元(asobist編集部) 2011 / 07 / 12