インタビュー/記者会見

『ワルキューレ』トム・クルーズ来日記者会見!

090319_00.jpg ヒトラー暗殺のための「ワルキューレ」作戦。その首謀者を熱演して話題の『ワルキューレ』のプロモーションのためにトム・クルーズが来日し、作品への思いを語りました。


090319_01.jpg Q:主人公は愛国心のために家族も危険もいとわないという役ですが、その点についてはどう思われますか?
トム:今回、ナチの中にもヒトラーに賛同しない人がいるということを知ったんだ。歴史の中にはまだ知っていないストーリーがあるけど、時代を超えても彼の犠牲を払うという信条や生き方は大変誇りに思えるよ。そしてそれは、日本の“サムライ”にも通じるものがあると思う。彼の愛国心と家庭を大切にする思いは最も共感できるところだね。

Q:ベルリンでの撮影はいかがでしたか?
トム:ベルリンはとても美しい街だね。アメリカで教わった歴史や、昔のドキュメンタリーを見たことがあるけど、今回撮影でベルリンを訪れ、街の美しさと人々の優しさに触れ、素晴らしい体験ができたよ。

090319_02.jpg Q:作品で特に重要視していたことはありましたか?
トム:僕は歴史に興味があるんだ。今回、実在の人物を演じるにあたって綿密なリサーチをしたよ。この作品は実話を基にしているけれど、娯楽性が必要となってくるものだ。監督はフィルムメーカーだから、ドラマ性のあるものが期待できたよ。僕はいつも監督・脚本家と打ち合わせするようにしているんだ。今回も現代に映画化するということで、アクションがあふれて、しかもサスペンスフルな映画にしたよ。

Q:映画はシリアスな話ですが、撮影現場は楽しかったのでしょうか?
トム:僕が一番好きなものは“映画作り”と“ファミリー”。本作では、シリアスな場面ほど現場は楽しいものだったよ。砂漠の場面ではキャンプをして楽しんだし、映画で使っている飛行機を操縦してエアショーのようなこともやってみたんだ。僕は映画作りのときにはいつも「ベストを尽くせ」と思いながら、楽しい現場にしようとしているんだ。

090319_04.jpg Q:アイパッチを付けての演技はどうでしたか? また、撮影で大変だったことをお教えください。
トム:アイパッチを付けるとバランスがとりにくくて、慣れるのに時間がかかったよ。カメラの位置を決めるのも大変だったし。でも、映画的にはアイパッチ姿はクールに見えると思うよ。このシリアスなストーリーをいかに映画的に娯楽性を持たせるか、それはスイス製の精巧な時計を作るようなものだね。初めて試写をまわした時に監督と僕が観客席にこっそり入り、一緒に見たんだ。ある場面になると観客が集中していて、終わってからは拍手が起きたよ。これは試写ではとても珍しいこと。僕はこの作品に1年かけ、脚本家は10年かけて作り上げたけど、その瞬間は素晴らしいものだったよ。

090319_03.jpg
「スカイ・クルーズ」にて
翌日のジャパンプレミアには妻のケイティ・ホームズとともにレッドカーペットに登場。会場内にいたほとんど全てのファンの握手やサイン、写真撮影に応じるという驚愕のファンサービスをやってのけました。

また、その翌日にはプロモーションのためにジェット旅客機をチャーターし、ファンを招待するイベント「スカイ・クルーズ」を開催。誰よりもファンを大切にするトム・クルーズは機内のファン1人1人の要望に丁寧に応え、写真撮影やサイン、握手に快く応じていました。

監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー&ネイサン・アレクサンダー
出演:トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、テレンス・スタンプ、カリス・ファン・ハウテン
公開:3月20日(金・祝)TOHOシネマズ 日劇(旧 日劇PLEX)ほか全国ロードショー!
配給:東宝東和
ジャンル:洋画
公式サイト:http://valkyrie-movie.net/
シネマピア:http://www.asobist.com/entame/cinemapia/0139.php

(c)2008METRO-GOLDWYN-MAYER STUDIOS INC.ALL RIGHTS RESERVED.











エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2009 / 03 / 19

あそびすとショップ

美味良品 おとりよせしました

編集長!今日はどちらへ?

アラカン編集長モンブランを行く!

BigUp

asobist creator's file

  1. はいコチラ、酔っぱライ部
  2. ikkieの音楽総研
  3. 旅ゆけば博打メシ
  4. うららの愛♡Camera
  5. Tomoka's マクロビカフェ
  6. 三笘育の登山は想像力
  7. 憎いウンチクshow
シネマピア
おもいでリストにエントリー確実、話題の映画!
【映画レビュー】海の沈黙

世界的な画家の展覧会で突如浮かび上…

旅塾

▲このページのトップへ