インタビュー/記者会見

"和製ナタリー・ポートマン" 栗山千明&上野水香!!
妖艶な黒鳥、純粋な白鳥をイメージしたドレスで
『ブラック・スワン』トークイベントに登場!

swan_01.jpgニューヨークのバレエ・カンパニーに所属するニナ(ナタリー・ポートマン)は、元ダンサーの母親の寵愛のもと、人生のすべてをバレエに捧げていた。そんな彼女に新作『白鳥の湖』のプリマを演じるチャンスが訪れる。しかし純真な白鳥の女王だけでなく、邪悪で官能的な黒鳥も演じねばならないこの難役は、優等生タイプのニナにとってハードルの高すぎる挑戦だった。さらに黒鳥役が似合う奔放な新人ダンサー、リリー(ミラ・クニス)の出現も、ニナを精神的に追いつめていく。やがて役作りに没頭するあまり極度の混乱に陥ったニナは、現実と悪夢の狭間をさまよい、自らの心の闇に囚われていくのだった――

swan_02.jpg 本年度のアカデミー主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマン主演の映画『ブラック・スワン』のトーク・イベントが4月27日(水)に都内で行なわれ、女優としてハリウッド映画でも活躍、いまやCMや歌にまでマルチな才能を発揮し、変幻自在な魅力で大人気の栗山千明と、東京バレエ団のプリマであり、世界を舞台に活躍する上野水香が登場。妖艶な黒鳥をイメージした黒のドレスで栗山が登場した瞬間、歓声とため息が漏れた会場でございます。


では、トークの模様をどうぞ!

MC:ではご挨拶からどうぞ。
栗山:ドキドキ、ハラハラさせられました。私の大好きなクラシック・バレエの世界でこんなことが起きているのかと、すごくリアルにナタリー・ポートマンが演じていて、見応えのある作品でした。
上野:人間の二面性や表舞台裏舞台といったものが『白鳥の湖』には出てきます。オデット(白鳥)とオディール(黒鳥)という二役を重ね合わせてすごいドラマになっているって思いました。ただ、バレエの裏側を壮絶に描いていますが、実際の裏舞台はそこまでじゃないので(笑)、そう思って観てください(場内笑)。
これをきっかけに、バレエに興味をもっていただきたいです。

MC:栗山さんは黒いドレスは普段でも着られますか?
栗山:ドレスは、なかなか着る機会がありません。今日は着させていただき、うれしいです。ドレスではないですが、もともと黒は好きな色なので、肌を白く見せたい時などに着ています。

MC:
上野さんは『白鳥の湖』を何度も踊られてますが、白鳥と黒鳥を演じ分けるうえで難しいところなどありますか?
上野:バレエといえば『白鳥の湖』というくらい代表作でいろいろな方が踊られているので、プレッシャーが大きいです。踊るだけでも技術的に難しく、二役を演じ分けるのはさらに大変です。
善と悪という感じではなく、どちらも美しくて魅力的な女性。もともと人間が白鳥の姿に変えられてしまったという物語なので、ひとりの女性であり女王としての格調とか、黒鳥も悪くて強いというイメージがありますが、その中で私は王子を騙すことを楽しむ、ちょっと小悪魔的な役作りをしています。

swan_03.jpgMC: 栗山さんもバレエをされていたとうかがいましたが……。

栗山:ちょっと友達と習っていた程度ですが、経験があったことはよかったと思っています。見せ方だったりモデルなどの仕事で活きています。


BS_JPN_OneSheet.jpgMC: 映画についての感想は?

栗山:本当にナタリー・ポートマンのバレエのシーンには鳥肌が立ちました。短い練習であそこまでなしとげたことにビックリさせられました。体型もすごくバレリーナらしく……上野さんいかがですか?
上野:私も感銘を受けました。短時間であれだけ習得されて、上半身だけでバレリーナらしさを見せるということは本当のダンサーでも難しい。首筋とか、顔の表情の作り方とか、ラインの見せ方もとても上手です。
栗山:今回、この作品で新たな一面が見られ、女性としての魅力がグッとあがって、白鳥から黒鳥にガラっと変わるスイッチが入る瞬間など、とても素晴らしく思いました。
上野:演じることに全生命を懸けていることが映画を通して伝わってきて、主役をもらってとてもナーバスになっていくところなどは、自分が主役をいただいたときのことを思い出しました。

MC:ここは観ていただきたいというところは?
栗山:予想のつかない展開にのめり込んでいきます。プロのバレリーナが見ても素敵に思うバレエシーンとストーリー両方を楽しんでいただける作品です。
上野:ダンサーからみると舞台のシーンは現代風にアレンジされていて、ベンジャミン・ミルピエの斬新で個性的な振り付けがバレエを知っている人なら新鮮に感じられると思います。


女優がやり遂げうる限界点の突破に挑み、孤独なアーティストの苦悩と変貌を体現した、アカデミー賞・主演女優賞“ナタリー・ポートマン”の入魂の演技をぜひ、劇場でご覧あれ。
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監督:ダーレン・アロノフスキー
脚本:マーク・ヘイマン、アンドレス・ハインツ、ジョン・マクラフリン
出演:ナタリー・ポートマン、 ヴァンサン・カッセル、ミラ・クニス、バーバラ・ ハーシー、ウィノナ・ライダー
配給:20世紀フォックス
公開:5月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか 全国公開
公式HP:http://www.blackswan-movie.jp
シネマピア映画レビュー:ブラックスワン
あそびすとニュース(1):『ブラック・スワン』公開記念、土屋アンナ・ファッションショー!
あそびすとニュース(2):『ブラック・スワン』明日の公開初日は"黒鳥"でGO! 

©2010 Twentieth Century Fox











エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2011 / 05 / 02

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