インタビュー/記者会見

映画『ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵』
主要3キャストのアフレコ取材!
岩永洋昭、櫻井孝宏、行成とあ登場!!

BER101.jpg 2012年1月公開の映画『ベルセルク 黄金時代篇 I 覇王の卵』の主要3キャストのアフレコ取材が9月17日(土)都内で行なわれ、主人公・ガッツ役の岩永洋昭、鷹の団団長・グリフィス役の櫻井孝宏、鷹の団の紅一点で千人長の剣士・キャスカ役の行成とあが登場。

原作は現代漫画不朽の傑作として、のちの多くのファンタジー作品に影響を与えてきたと言われ、2002年第6回手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞、単行本は国内のみならず、米・英・仏・独・伊等各国のコミックチャートにおいても常に新刊がTOP20へランクイン。ヨーロッパ、アジアのみならず、ロシアや南米など世界中で翻訳版が出版されるなど海外での人気も絶大で、国内外あわせて累計3000万部(35巻まで)を突破する、まさに日本を代表する超大作だ。

BER102.jpg 主人公は身の丈を超える長大な剣を自在に操る屈強な剣士ガッツ。物語は、孤独な傭兵だったガッツが傭兵集団"鷹の団"を率いるグリフィスと出会うことから始まる。ガッツとグリフィス、そして鷹の団の仲間たちは、数々の激戦を潜り抜け、固い絆で結ばれていく。骨太な世界観とドラマに通底するものは、ガッツとグリフィスの物語。己の夢の実現のためにガッツを団に引き入れるグリフィス。しかし、ただひとり彼の夢を忘れさせたもの、それもガッツだった。やがて、グリフィスの夢にすがることをやめ、対等な友として敢えてグリフィスのもとを離れるガッツ。そして、抗えない運命により、かつての友は最大の敵となる。戦いの果てにあるものは、破滅なのか。これは、男たちの渇望の物語である----。

BER103.jpg ●アフレコ収録で3人が一緒になるのは今回が初ですが、コンビネーションはいかがでしたか?

行成:3人集まって、すんなりできました。楽しかったです。
岩永:この収録の前は、ひとりで吠えたり叫んだりとクラクラになりながら、孤独との闘いでしたけど、今回は声優初挑戦だったので先輩方とご一緒できてとても勉強になりました。
櫻井:初めてとは思えないくらい、スムーズに収録できたので、凄く不思議な感じがしました。今日、一緒にアフレコができて、改めて参加している実感が湧いて来ました。

●役作りなど準備されていたことがありましたらお聞かせください。また、窪岡監督からの演技指導などについてもお聞かせください。

BER104.jpg 行成:キャスカ役については、以前から物語を知っていたこともあって、迷いなくできました。そういう意味ではナチュラルにできましたね。監督からは男の中で頑張っている凛としたところや汚れていない部分を出していったほうがイイよってアドバイスいただきました。でも、それも違和感なくノビノビとできました。
岩永:監督からはそのままやってもらえればイイって言われていました。ガッツは心に闇をかかえたまま戦っていて、それを声だけで表現することが難しく自分なりに考えてやりました。
櫻井:オーディションを受けた役だったので、自分の中では勝負をかけていたところもあって、そのときに作り上げたグリフィスで収録に望みました。監督からはその都度、細かなディレクションはありましたけど、臨機応変に対応しました。今日のような3人でのアフレコはやりやすいですね。ひとりだったら出てこなかった表現ができ、またひとつ深くグリフィスを理解できた気がします。

●原作の『ベルセルク』はご存知でしたか?

行成:全巻持ってます!! もともと兄が好きで学生のときにハマッて読みました。今回オーディションを受けることができてうれしくて、その後、役が決まったときは本当に信じられなかったです。
私は『ベルセルク』が変に綺麗じゃないところが好きです。欲だとか人間臭い感情がいっぱい入っていて、演じていて自分の感情の栄養になる作品だなって思いました。
岩永:大学生のときに今やっている4巻から14巻までを読んでいました。まさか、声をやらせていただけるとは......。その本を薦めてくれた『ベルセルク』好きな友人にガッツ役に決まったことを報告すると「マジでっ!」って電話越しに"ふんがふんが"言っていたので、僕も調子にのって「気安く友だち呼ばわりするなよ!」って言いました。冗談ですけどね!(笑)
行成:ウチのお兄ちゃんもチョー喜んでました!
櫻井:14巻まで読んだところで、結構ショックが大きく、そこで止まっている状態ですね。衝撃的な展開で、思った以上に心をもっていかれたので......。続きをいつ読もうか、そのタイミングをはかっています。グリフィス役に決まったときの周りの反応が凄かったですね。同じ声優仲間から「お前かよ......」みたいな(笑)。その後「がんばれよ!」って、それだけ注目されている作品なので頑張りたいと思っています。
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●14巻までがちょうど黄金時代編3部作になりますね。その壮絶な出来事の後、さらに物語を引っ張っていく3人ですが、"ベルセルクサーガプロジェクト"ということで、原作が続く限り映画化していこうという壮大なプロジェクトが決定しています。さらに10年以上の長きになると思います。

行成:楽しみでしかたないです! 長く続けていくうちにファミリーみたいになっていけばイイなって思っています。終わってほしくないですね。

●キャスカ役に関して高い声の方が多いなか、地声がガッツ、グリフィスと対等に渡り合えるということで行成さんに決まったそうですよ。

行成:(低い声で)そうですよね!(笑)
岩永:10年続くというと、それだけファンが多い作品なので、恥じないように演技を上達させ、ガッツに対する思いを深めなくてはいけないと思います。

●ガッツ役は岩永さんに即決だったとうかがっています。

櫻井:すごく納得できますね。今日、スタジオで岩永さんが現れたときに「あっ! ガッツだ!!」って思いました(笑)。もう、リアルガッツです。原作もまだ続いていますので10年と言わず......10年経つともう50代前なのでちょっと様子が変わってしまうかもしれないけど、それだけ長く関われる作品に選んでいただいて光栄です。

●キャスカ役を選ぶことが一番難しかったそうです。あまいだけじゃなく、ニュートラルな感じが必要で、その中でガッツが尊敬できる年上の青年というところが選考理由だとうかがってます。

櫻井:ありがとうございます。気分よく帰れそうです(笑)。

●自分自身とキャラが似ているところはありますか?

櫻井:声は似てますね!(笑)
行成:がんばっちゃうところかな。
岩永:実写版でもイケるんじゃない?っていろいろな人に言われて......。そう、最初は実写版だと思っていて筋肉をつけないとと思ってましたね。他に似てるところはすぐにイラっとするところかな? 後は、好きな女性にぶっきらぼうな態度をとるところとか......。プライベートなこと言っちゃったー(笑)。ここ書いてくださいネ!
櫻井:欲張りなところですね! グリフィスの気持ちがわかります。

●最後に見どころをお願いします。

行成:凄く熱いものを感じることができる作品で、心を動かしたい人にはきっと心の栄養になります。風景がメチャメチャ綺麗なので、早く完成を観てみたい。
岩永:見どころがないところがない.........以上です(笑)。原作のファンの方はもちろん、仮面ライダーのファンの方(岩永は伊達明・仮面ライダーバースを演じている)にも観ていただきたい。まったく原作を知らない方が観ても素晴らしいと思える作品です。
櫻井:ここにいる3人以外にも魅力的なキャラクターがたくさん出て来ます。原作の絵の密度が凄いですが、それを動画で素晴らしいクオリティに仕上げているSTUDIO4°Cさんの映像の美しさは必見です。(笑)作画とCGのハイブリッドな映像を是非観ていただきたい。
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■ガッツ役/岩永洋昭
【ガッツ】戦地で母親の骸の下に産み落とされる。ある傭兵団に拾われ、幼少期から戦場に駆り出されるが、11歳の時に傭兵団から脱走。以後は何処にも所属せず1人で戦地を転々とする。その後、グリフィスと出会い決闘で敗北し「鷹の団」に入団する。
【岩永洋昭プロフィール】俳優・モデルとしてTV、映画、舞台で活躍中。代表作として「トミカヒーロー レスキューフォース」(石黒隊長役)、「もやしもん」(農志会会長役)、「仮面ライダーオーズ」(伊達明・仮面ライダーバース役)など。


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■グリフィス/櫻井孝宏
【グリフィス】「白い鷹」の異名を持つ貴公子然とした騎士で、容姿、知略、剣技、指揮、人望、統率力等のあらゆる面において他者が比肩することの出来ないほど秀でる天才。「自分の国を持つ」という強大な野望を持つようになり、傭兵団「鷹の団」を結成。
【櫻井孝宏プロフィール】81プロデュース所属。代表作として『トリコ』(ココ役)、『ファイ・ブレイン 神のパズル』(ルーク・盤城・クロスフィールド役)、『コードギアス 反逆のルルーシュ』(枢木スザク役)、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(松雪集役)など。


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■キャスカ役行成とあ
【キャスカ】鷹の団の千人長の女性剣士。口減らしの為に貴族に売られ、乱暴されかけた現場に居合わせたグリフィスに選択を問われた彼女は鷹の団に入団。入団に至る経緯からグリフィスに対し崇拝に近い多大な信頼を寄せていた。
【行成とあプロフィール】長崎県出身。『グレイズ・アナトミー6』(リード役)、『恋愛マニュアル〜まだ結婚したい女〜』(キム・ブギ)、『ボードウォーク・エンパイア 欲望の街』(ルーシー役、10月9日放送開始) など実写吹き替え作品が多数。アニメ作品として『NARUTO-ナルト-疾風伝』(アカネ役)など。


原作:三浦建太郎
監督:窪岡俊之
配給:ワーナー・ブラザース映画
公開:2012年1月、全国ロードショー
公式HPwww.berserkfilm.com

©三浦建太郎(スタジオ我画)・白泉社/BERSERK FILM PARTNERS











エンタメ インタビュー/記者会見   記:  2011 / 09 / 27

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