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インタビュー/記者会見
「写真で遊ぶかぁ!」の『東京写真研究倶楽部』で本格的な撮影!
撮られて実感、撮って実感
「女性にとって美について考えること、自分を磨いていくことが大事」
東京都港区にある高井写真研究所にて、定期的に開催されている『東京写真研究倶楽部』。今回は本格的な写真撮影に挑戦した川崎雅代さんに、撮影に至るまでの経緯、そしてモデル撮影の魅力を聞いた。
『東京写真研究倶楽部』を主宰する高井哲朗氏は今回の川崎さんとの撮影についてこう語る。
高井:川崎さんとはあるパーティでお目に掛かったときに『写真研究倶楽部』についてお話しをしたところ、興味をもっていただいたのが縁となりました。最初に倶楽部に参加されたときは、ポートレート撮影からワインを片手に持った広告のようなイメージ写真までいろいろと撮影をし、2回目の商品撮影では自社で販売しているスキンケア&ヘッドケア商品をお持ちになって撮影をされました。そこで「もっと本格的に撮影をしたい」ということになり、1日スタジオ貸し切りでスタッフ付きのライティング機材一式、さらにレタッチまで込みのお得なVIPコースに今回参加いただきました。そのシステムでのスキンケア&ヘッドケア商品のイメージ写真の撮影と、さらに陶器の販売もされているということで、そちらの広告用写真の撮影をしました。
川崎雅代さん(『〜スキンケア&ヘッドケア 商品〜シムシムジャパン』主宰)
こちらの写真研究倶楽部を訪れ、写真撮影&モデルを再び始めた経緯は、私が24年前、役者活動中に出会った写真家リウ・ミセキ・シモン氏の写真集で『臨月』という作品のモデルとなり、歳月が流れ、子育ても終わり、48歳となった今、今度は“太陽”をテーマに自分なりの作品を作りたいと思ったからです。
すべての女性が太陽のような存在になって世の中を明るくしていけば、未来は輝く。女性は光であり、希望である。そんな作品を作りたいと、強く思っていたところに、高井氏より写真研究倶楽部のお誘いをいただきました。
私の先祖は江戸時代から続く油屋(昔の菜種油は電力の代わり)でしたが、あるとき先祖の墓参りで飛んできた蝶から「油で復興しなさい。」とメッセージを受け取り……(笑)。それからいろいろと油について調べていったところ、インド伝承医学「アーユルヴェーダ」ではセサミオイルを健康維持促進に使っている事を知り、すぐさまスリランカへ飛び立ちました。スリランカでは政府認定のアーユルヴェーダの資格をとりました。そして、日本製のセサミオイルを商品化して化粧品事業シムシムジャパンを立ち上げたのです。
私の思いは、女性はいくつになっても素敵に輝いていけるということ。『10歳若返るアーユルヴェーダ魅惑の秘術』というタイトルで、現在は講演も行なっています。多くの女性の方に喜んでいただきたくて、今この事業を楽しみながら取り組んでいます。
シムシムヘッドスケルプトラベルサイズ各525円(税込)『東京写真研究倶楽部』にて撮影
シムシムハンガリアントラベルセット2100円(税込)『東京写真研究倶楽部』にて撮影 ブランド名の『シムシムジャパン』の“シムシム”はアラビア語でセサミの語源。『イフタヤーシムシム!』は「開けごま!」の意味です。開いた扉の先には美や健康があるという思いから付けました。中国語表記では“喜ぶ母、喜ぶ母”と書いてシムシムと読みます。これは、私が作った造語なんですけどね(笑)。先祖の油屋の名前が“しむら”というところとも掛けています。
美を磨くということでは、こちらでモデルとして撮影されることは有意義なことだと思っています。撮影されることは美しい自分を発見すること。本当の自分の容姿は自分の目では見えません。自分よりも他人のほうが美しい部分を見つけ出してくれたりもします。女性にとって、美について考えること、自分を磨いていくことは、とても大切なことですね。
広告用イメージ写真『東京写真研究倶楽部』にて撮影 母は陶磁器の販売を行なっており、私も小さいころから陶芸に携っていましたが、その母が2年前に、くも膜下出血で倒れ、介護は突然やってきました。母の介護を始めて、これからは、介護の場にも、ヘッドマッサージや、様々なアーユルヴェーダの知識が役に立つことに気付かされました。
また、アーユルヴェーダでは、食を重視しています。テーブルコーディネイターの資格を生かして、現在では食・健康・美に沿った商品をプロデュースしています。今回の撮影では私がコーディネートし高井先生にVIPコースということで広告用イメージ写真を撮影していただきました。
今後、この倶楽部での撮影では『女性の美活力』をテーマに新しい企画を検討中です。セクシーな艶のある写真を撮影していきたいですね。色気とは瑞々しさ、セクシーな部分は年齢を重ねるほど必要じゃないかなと思っています。
★シムシムジャパン・ホームページはこちら
http://www.simsimjapan.com/
広告用イメージ写真『東京写真研究倶楽部』にて撮影(風景写真は合成) 『東京写真研究倶楽部』
■場所
高井写真研究所
東京都港区白金1-16-6 ストーク白金B1
TEL 03-3441-8893 FAX 03-3473-6033
http://www.kenkyujo.co.jp
9月29日(土)写真研究倶楽部パート1 最終日
パート2計画中
10月20日(土)大撮影会(予定)
■東京写真研究倶楽部パート2
会費5000円
おんなのこ・学生3000円
■VIPコース
10万円〜(スタジオ貸し切り)
高井哲朗(Tetsuro Takai)プロフィール
1978年 フリーとして活動。
1986年 (株)高井写真研究所設立。現在広告写真を中心に活動中。
■受賞歴
1984年 第20回 広告部門 APA賞受賞 (Kodak E-6ポスター)
1987年 第29回 雑誌広告賞受賞(AMEX Gold Card)/第7回 ラハティ ポスタービエンナーレ 第1位(New Basics ポスター)
1988年 第22回 広告部門 APA賞受賞(Uyedaジュエリー雑誌広告)
1989年 第30回 クリオ賞 プリント部門受賞(ハワイアントロピカルポスター)U.S.A
1992年 第35回 The Newyork Festivals Finalist Award (Kodak雑誌広告)
2002年 第30回(社)日本広告写真家協会公募展 APA 奨励賞受賞
2003年 第31回(社)日本広告写真家協会公募展 APA 奨励賞受賞
2007年 第35回(社)日本広告写真家協会公募展 APA 奨励賞受賞
■個展開催
1989年 東京•大阪 コダックフォトサロン
1993年 ベルギー アントワープ Galerie24/インド ポンペイ CPA'S Piramal Gallery
1996年 スコットランド グラスゴー MNS Photogallery
1998年 デンマーク ハーニング Denmark Photo Museum
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エンタメ : インタビュー/記者会見 記:尾崎 康元(asobist編集部) 2012 / 09 / 27