サクラ咲くサク桜丘
第3回 パリジャン「おフランス人直伝のパンをあなたに」
【今回の桜な人々】
パリジャン
青山 強志さん
〒150-0031
渋谷区桜丘町13-1
カーサチェリーヒル1F (マップ)
ホームページ
http://www.shibuyakyoueikai.com/shop/parijyan.html
桜通りを中心に広い通りで構成されている桜丘だが、一本奥へ入るとあらゆるところに路地が伸びていることに気が付く。そしてそこに新たな発見がある――。
インフォスタワーを正面に見て左へ。路地を行くと『パリジャン』を見つけることができる。この懐かしい佇まいのパン屋さんが開店したのは昭和52年の9月4日。あの王貞治選手がホームランの世界新記録となる765号を放った翌日である。
「その日を待ちかまえて開店しました、ハハハ。いやいや、それは冗談ですよ。偶然です。巨人ファンではありますけれどもね(笑)」
そう話すのはご主人の青山強志さん。ダンディなヒゲに笑顔がまぶしい。だってあの試合はナイターだったしねえ、とまた笑顔。たしかに王さんが打つのを見届けてから翌朝に開店するわけにもいきません(笑)。
青山さんは高校時代にパン屋さんでアルバイトしたことをきっかけに、パン職人になるべく長崎から神戸の有名店へ。その東京店が出来るときに上京したのをきっかけに、桜丘の地で独立したのだった。「『パリジャン』という店名? これは教わった人にフランス人の人がいましてね。僕はフランス人にはなれないから(笑)、それから拝借して“パリの男性”である『パリジャン』にしたのね(ちなみに女性は“パリジェンヌ”です)。それはそれで“襲名”みたい? あ、そうかもしれないね、ハハハ(笑)」
二代目であるご子息とともに
店舗の奥で作られる自家製パンがギッシリ並ぶお昼。住民から学生、サラリーマン。さらに国籍までさまざまな人たちで店内は大賑わいとなる。その笑顔の“源”は以下の写真でご覧あれ。季節ごとに様変わりする手作りの洋菓子としてバレンタインのショコラにも注目しつつ、笑顔溢れる“パリジャンで昼食を”――
Q・あなたにとって桜丘とは?
「“渋谷の田舎”だよね、ハハハ。
246を渡ったら、道玄坂とかとは全然違う。静かで、いいところだよね」
こちら『ちくわパン』
北海道ではメジャーな存在らしいです。
中身はというと……
パンの中にちくわが丸々1本入っていて、
ちくわの穴の部分にツナがたんまり入ってマス♪
パリジャンの人気メニュー☆★☆
プチおぐら、プチあんぱんは各100円。コロンとしたフォルムがかわいい手の平サイズ。
いくつでも食べられちゃいそう♪ プチおぐらとプチあんぱんとは正反対のサイズは おとなりのマフィン。
少し大きめ。 1コ、160円なり〜
こちらは『オリーブジャン』
「ブラックオリーブ」と「グリーンオリーブ」バージョンがあります。
ブラックオリーブはコクがあって、グリーンオリーブはさらっとしている。
100%植物由来で、イタリアの香り豊かなエクストラヴァージンオリーブオイル、スペインのマンザニロ品種のオリーブ、青森産のにんにくが主原料。
パスタに和えたり、調味料として使ったり、フランスパンにつけて食べたり……ワインやお酒との相性もパツグン。
現在、家庭画報の通信販売で出品してマス。
揚げ物系パンも充実☆
ゴマあん、シナモンあん、ピロシキ、シュガーパン、あんドーナツ、
シュガードーナツ、きなこパン、カレーパン、シナモンドーナツetc……
種類がたくさん!! 各110円〜で、値段もお手ゴロ♪
ふんわり軽めの食パンに、ベーコンと玉ねぎたっぷり入ったオムレツサンドや、キャベツたっぷりの豆腐ハンバーガー、年配の方が好きそうなあんデニッシュなど、ひと工夫あるパンがたくさんデス。
◎2011.5.10の新作→ http://www.asobist.com/news/bigup-1.php
Tweet エンタメ : サクラ咲くサク桜丘 記:asobist 編集部 2011 / 01 / 18