サクラ咲くサク桜丘
第6回 フラワーブティック 花と花――幸せを呼ぶアートなプレゼントを
【今回の桜な人々】
フラワーブティック 花と花
齋藤 慶子さん
〒150-0031
渋谷区桜丘町14-5-104(マップ)
ホームページ
http://www.hana-to-hana.com/index.html
桜丘のランドマーク、インフォスタワーに隣接する中央通り(仮称)。そこから一本入ったところで存在感を放っているのが『フラワーブティック 花と花』である。
屋号のとおりの“お花屋さん”だが、扱っているのは生花ではなく、コサージュやワックスフラワーと呼ばれるもの。胸元やヘッドドレスなどでおなじみのコサージュに、紙で形作られたお花の原型にニスを塗り、ワックスでコーティングして陶器のようにするワックスフラワーを、オーダーメイドや百貨店の販売会などにて出品されるのだ。
創るのはフラワーコーディネーター、ワックスフラワーインストラクターである齋藤慶子さん。
創作とともにスクールも開校して、花の芸術を広めている齋藤さん。下の写真は、先日東急百貨店・東横駅前店にて行なわれた「花コラージュ 春模様」での作品たち。ひとつご覧あれ……。
ワックスフラワーとは・・・
クレープペーパーで、花の原型を作る。
ワックス(ろう)を塗る。
※このワックスは『固める』ためと『防水』のため
1時間くらい乾かす。
水彩絵の具で、色づけをする。
1時間くらい乾かす。
2度目のワックス。
(2度目のワックスは、花の厚みを調整するため)
厚みは『温度差』で調整。
最後にニスを塗って完成〜♪
ワックスフラワーでは・・・
卓上フラワーは勿論、髪飾り、ウエディングブーケ、ブローチ、箸置き、ナプキンリング、蝶や造形物etc...
いろいろな物が作れちゃいます♪
水彩絵の具で色づけをするので、グラデーションや花びらのビミョーな色も出せちゃいます。
原型が紙なので、何でもOK!!
しかも、紙なので一輪だとかるい、かるい。
だけど……
さすがにブーケは、どっしりとしていました☆
ワックスフラワーは、半永久的なもの。
最後にニスを塗るので、月日の経過により
ニスが酸化され、アイボリーっぽくなって行きます。
その酸化効果が、アンティークっぽくなり、いい味を出すんです。
汚れたら、水で洗えるよ〜
花と花さんでは、アフターケアもあります☆
スクールでは、 2レッスンで1作品完成♪
コサージュは・・・
白い布から、型抜きし、色を染め上げてから作り上げていきます。
花弁を染めて、コテをあてて組んで仕上げます。
斜茎も作りますよ〜
スクールでは、1レッスンに1作品完成〜☆
◎2011 作品展の様子→http://www.asobist.com/news/20110520news.php
Tweet エンタメ : サクラ咲くサク桜丘 記:asobist 編集部 2011 / 02 / 09