サクラ咲くサク桜丘
あいびき桜丘 アブラもトークもノリノリの豚料理店
【今回の桜な人々】
あいびき 渋谷桜丘
篠崎 哲也 さん
〒150-0031
渋谷区桜丘町17-10
吉野ビル1階 (マップ)
ホームページ
http://www.itadakimasu.jp/
もうすぐ桜が満開となる桜通り。今年はさくらまつりの賑わいを感じることはできなくなってしまったが、咲き乱れる桜が人々の心を癒してくれることでしょう。この場をお借りして、被害に遭ったみなさんにお見舞い申し上げます。
その桜通りと中央通り(仮称)を結ぶ小径には、多くの飲食店が建ち並んでいる。そのなかで2月7日開店のニューフェイスが『あいびき』。もともとは恵比寿に本店がある、豚肉を使ったさまざまな料理とソーセージのお店で、そちらの2号店として桜丘に登場と相成った。
「みなさんよろしくお願いしまーす!」と笑顔で元気に登場したのは店長の篠崎哲也さん。恵比寿本店でも店長だった篠崎さん、兵庫県明石市という近畿圏出身らしく、カウンターの向こうから飛んでくる会話はところどころにお笑い系が混じり……。
「本店も含めて和食系の飲食業を14年やっておりますが、桜丘ではまだ1カ月というところですね。どうぞよろしくお願いいたします。桜丘を選んだ理由ですか? それは……物件があったという縁でして……いや、いっぱい近所のお客さんに来ていただくためにも、もうちょっと心に響く理由を考えるべきですねえ(笑)。……そうですねえ、桜丘に来た理由はこれから作り出されていくということにしておきますか。10年後には『周りのみなさんの人情に引かれて』とか、ええ(笑)。よく行く場所ですか? ほぼ毎日通っているのは目の前の自動販売機ですね。一本のコーヒーを目当てにもう常連です(笑)。あと夜にタバコを吸うお客さんのためにセルリアンタワーの『セブンイレブン』ですか。かなり通っていますね、ハハハ」(篠崎さん)
お笑いトークに圧倒されていると、目の前にお通しとしてレバーペーストが。この一品で一気に掴まれると、その後いろいろなアレンジを施された豚料理に一気に引き込まれる。怒濤の如く登場したお料理は下をご覧あれ。
仲間と楽しい、そしておひとりさまでもカウンターで楽しい『あいびき』。名物店長・篠崎さんと、豚さんのいろいろな顔(ホントに顔の一部も見られます)に会いに行ってくださいませ。
Q・あなたにとって桜丘とは?
「地域に密着している街ですね。みなさんそうおっしゃる?
じゃあもうちょっと心に響くものをこれから考えて……(笑)」
4人掛けがふたつ&2人掛けひとつのテーブルに、カウンターの店内。
ドドーンとソーセージだけではなく、豚さんグッズも豊富です。
お通しのレバーペースト(クリームチーズもアリ)にガッチリハートを掴まれた後は、魅惑の豚料理の波状攻撃に酔いしれましょう。豚と赤ワインの風味豊かな豚角煮の赤ワイン煮込み(750円)に、柔らかなローストポーク(880円)がドン。煮込みと言えば味噌でコッテリ派のあなたも納得な塩モツ煮込み(600円)も◎。
お野菜にも登場いただき畑の野菜ステーキ(780円)、おいしいぞ大根! 豚バラ肉と野菜のたっぷりミルフィーユ(780円)は野菜も豚もおいしいからこその技ですね。
そして豚鼻のトマトソース煮(580円)。そうです、お鼻ですよ。トロッとしてるぞ、鼻!! 最後はデザートもいっちゃおう、ほうじ茶のプリンと大人の!コーヒーゼリー&お抹茶のガトーショコラが盛り合わさっちゃってます。いつもは単品売りなので、「盛ってくれぃ」と聞いてみるのが吉。
スタンダードなソーセージ、チョリソー、しそ入りがそれぞれ1本780円。ジャーッ!なときにかぶりつくとおいしさジュワーッ!! ああ、生きててよかった……。
Tweet エンタメ : サクラ咲くサク桜丘 記:asobist 編集部 2011 / 03 / 22