サクラ咲くサク桜丘

桜丘を幅広く見つめ続ける桜や薬品

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【今回の桜な人々】
桜や薬品
松永 佳子さん


〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町3-22(マップ

ホームページ
http://www15.ocn.ne.jp/~sakulaya/



「たばこ屋さん」
近年はたばこそのものに対する逆風やコンビニなどでの販売が普通になったことから、その数は減ってきているのかもしれない。ただ、ときおり見かけるその佇まいは「町を見守り続けている」イメージがある。「たばこ屋のおばちゃん」、「たばこ屋の角を曲がって右」……実際はもちろんのこと、あなたが読んでいる漫画や小説でもこんなフレーズ、よく出てこないだろうか。そんな身近な存在――。

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我らが桜丘にもイメージから抜け出たようなたばこ屋さんがある。中央通りの麓にある『桜や薬品』。たばこ屋らしく(?)角地にあるのも素晴らしい。
「まあ、たばこ屋というよりも薬局……サプリメントや化粧品など、信頼の置ける会社の者を取り扱っているお店ですよね」
そう解説をしてくれたのは店の“看板娘”である松永佳子さん。なるほど、店内はたばこを扱うエリアの他は、一部に大手製薬会社の目薬やドリンクなどがありつつも、多くはサプリメント類や化粧品が並んでいる。
「サプリメント類というとどうも胡散臭い業者も多いのですが(笑)、ウチでは長い付き合いのうえで信頼できるものを入れてあります。いまはそれが中心ですね。以前は調剤なんかもやっていたのですが、止めてしまいました。おかげで何屋なのかよくわからない状態で(笑)。外国の方なんか、たばこも売っていて薬も売っているって……? と不思議な顔をする人もいますねえ」(松永さん)
なおサプリメントや化粧品はこんな症状あんな症状と質問すれば、サプリメント管理師でありアメリカの大学の修士課程も修了している松永さんがアドバイスとともにご案内。あそびすと編集長も「モンブランでの日焼けとかシミに効くのはないかしら?」と相談したところ、「この化粧水を!」と奨めてもらったそうです。お気軽にご相談を。

さて桜や薬品はいまの場所で約30年。もともと遠戚の方がやっていた薬屋さんを松永さんのご両親引き継いで創業。やっぱり「町を見守り続けている」存在だったようで、松永さんの口からは桜丘のいろんな話が……。
「両親がこのお店を始めた当初は、桜通りまでが小さな商店街みたいだったんですよ。隣の高野さんは氷屋だったし、楽器屋さんのところは八百屋さんでね。あと床屋の清水さん(現在の『hair C2桜丘店』ですね)、お豆腐屋さんもあったりして。それが段々とよそにビルを建てられて出て行かれたり、亡くなったりされて変わっていったんですね。いまもあるのってウチと、それこそ高野さんとか電器屋さんとか……」
こっち(中央通りの坂上)なんか全然変わっちゃったわよ、と言うが早いか松永さん、こんなエピソードも。
「こっちのビルのところには“ある有名な団体の施設”があって……あ、この話よりも、あの“×ス××”(←超有名な事件)の▲▲▲▲さんがこの近所に住んでたことがあって、たまにウチに来て栄養剤を買いながら『すみません、お騒がせして』って言っていたりしてね。それで母が『カッコいいし、あの人には騙されるわ』って(爆笑)」
「(ご母堂登場)『ワタシは捕まりませんから』って言っていたら、それが次の日に捕まったのよ(笑)」
「そういうことがあるとレポーターの人とかもよく来てドリンク買っていったりしてね。……ほら、タレントの◎◎◎が住んでいた△△△△△△△△で亡くなったときとか……」

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伏せ字にしておきましたけど、こんな話が満載です(笑)。もちろん、身体の相談も同じくらいの文量で請け負っていただけますので、繰り返しますがお気軽にご相談を。裏話のほうの続きはwebでならぬお店で看板娘に振ってみてくださいませ。

健康への相談で身体も健やかに、ちょっとしたトークできっと心も穏やかに。
『桜や薬品』は今日も桜丘を見守り続けている。
どうもお邪魔いたしました。


Q・あなたにとって桜丘とは?
「安心できる、楽な街です」


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お店ではたばこ、サプリメント類のほかにも目薬など一部医薬品、洗剤などの日用品も扱っておりますよ。「何屋って言ったらいいんですかね、ホント(笑)」(松永さん)

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奥の棚には身体によさそうなものがズラリ。おなじみ冬虫夏草も見えますね。『リスブラン』は下の写真でも紹介している美肌な化粧用品メーカーです

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こちら扱っております『翁丸』という医薬品。「これを教わって飲んでいたら疲れにくくになった」とのご推薦、お客さんにいただきました。※効果には個人差があります

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『牛龍黄』ってこれなんだかごぞんじ? 牛の胆石なんですよ。「水戸黄門の印籠に入っているのがこの牛の胆石だったそうです。諸国漫遊中に大事が起きたら飲むと言うことだったのでしょうね。昔はゴールドと交換、というほど高価だったとか……」(松永さん)。こういうお話しもいっぱい教えてくれます

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取材でーす、と言うことで、お客さんもみんなで撮ろうとなりました(笑)。松永母子(右から二番目がお母さん)がお奨めするサプリメント&化粧品でお客さん、若い!






  エンタメ サクラ咲くサク桜丘   記:  2011 / 09 / 12

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