サクラ咲くサク桜丘
【桜丘ちぃっと散歩】"動"の道を行く
いやあ、盛り上がりましたなあ、ロンドンオリンピック。序盤(柔道。特に男子)はどうなることかと思いましたが、日ごろあまり馴染みがない種目(失礼!)からもさまざまなメダリストが誕生しました。みなさんおめでとうございます。
今回のお散歩はそんなオリンピック景気にあやかって、桜丘でもスポーツでなんかないかというもの。そう、今回は後付けでウロウロしてみました(笑)。
1.ロンドン五輪は時差の関係もあって家でゆっくりひとりで観る種目も多かったですが、やっぱり無理してでもみんなで観ると盛り上がりますよね。てなわけでスポーツバーに行ってみたりするわけですが、桜丘のスポーツバーで中央通りの雄はこちら『Fields』。サッカー日本代表選などでのお客さんの詰めかけっぷりはすごいです。願わくば当コーナーにもご縁を(笑)。
2.オリンピックのテニスではセリーナ・ウィリアムズとマリア・シャラポワの女子シングルス決勝が印象に残りますね。シャラポワを応援していたらあっさりストレート負けという……なんて思っていたら『テニス846.渋谷』の前に。看板の似顔絵そっくりの店長・山下宏さんはお留守でしたが、代わりにフレームにとお願いすると定員さん全員譲り合って、最後にいちばん嫌がっていた職人さんが「ホントいいです、ホントいいです。せめて下向いているうちに撮ってください」といつのまにか快くパチリ。ホント、雰囲気がいいテニスショップです。
3.道すがらの角を右に曲がって線路沿いに出ると『シブヤSB接骨院』が。こんにちはと制服師の齋藤利之さんを訪ねてみると「齋藤ですか? 齋藤はいまお盆休みなんです。だというのにこの時期に外回りとは大変ですね。ぜひとも疲れた身体を癒されにいらしてください」との嬉しいお言葉をオーナーさんからいただきました。ありがとうございます。「あ、疲れてないなら下には『シーザージム渋谷』がありますよ」。そうでしたそうでした。いつ来ても一石二鳥なスポーツビルですね、ここは。
4.行き交う山手線を眺めつつ、さくら通りの裏側に入ってみると、ありました『国政卓球渋谷店』。今回のオリンピックで再び盛り上がりそうですよ卓球人気……と思ったらすでに店内はお客さんで溢れかえっておりました。「いやいやいや、まだまだですよ。でもこれで卓球を始めてくれる人が増えてくれるとホントにいいですよね」。そう店長の織田進さんが言ったそばからレジには行列が。はい、行ってあげてください!
5.中央通りのスポーツバーの雄が『Fields』だとしたら、さくら通りは『BOURBON STREET』。「今の時代、スポーツ中継をやれるお店は強い」と言っていた“謎のマスター”、オリンピックはどうだったんでしょ? 「柔道とか早い時間の競技はいいのですけれども、決勝がね……」今回はやっぱりみんなそうなりましたか(笑)。
6.桜丘にキャンパスがある日本経済大学。街中いろいろなところに施設があるのだが、『BOURBON STREET』から出てパッと気が付いたのがこの垂れ幕。卒業生がオリンピックに出ているのですね。この田畑和歌子選手は近藤愛選手とのコンビでヨット・セーリング470(ヨンナナマル)級で金メダル候補にも挙げられたほど。今回は残念な結果に終わったものの、桜丘に縁がある選手、リオでのリベンジを期待しよう。
7.夏の昼間に歩き回ったので一休み、ビールか白ワインでも飲むかと『ローディ』を覗いてみたものの、書いての通りまだ真っ昼間で営業前。がっくり。いやいや、下には『nouvelle chinois 一品香』があるではないか。夏場の散歩は休養も重要。ここのランチとビールで英気を養おうではないですか。
8.桜丘の行き止まりのひとつにあるのが『Rei Dance Collection』。女性専用のダンススタジオには夏休みと言うこともあって早いうちから会員さんが大集合のご様子。最近の芸術系スポーツ種目にはダンサーさんも多く関わっているもの。プロのダンサーだけでなく、未来のスポーツ選手もここにいるかも。頑張って!
9.こちら桜丘にある桜丘町東急ビル。そんなわけでスポーツなおまけ。東急電鉄は以前、プロ野球の球団を保有していたことがある。現在の北海道日本ハムファイターズがそれ。1946年に東京セネターズを買収して「東急フライヤーズ」を所有。59年には当時グループ企業だった映画会社の東映が球団運営(球団保有は東急)をするようになり「東映フライヤーズ」となった。東映のグループ離脱後はプロ野球に関連することはなかったが、球団を保有していた「東急ベースボール倶楽部」はいわゆる休眠会社として2000年代前半まで東急グループ内に存在していた。以上、野球&鉄道ウンチクでした。
Tweet エンタメ : サクラ咲くサク桜丘 記:asobist編集部 2012 / 08 / 20