サクラ咲くサク桜丘
「秋の桜丘」で......秋桜(コスモス)だョ、全員集合!!
お彼岸を過ぎ、坂を駆け下りてくる風も爽やかなものになった我らが桜丘。季節はもう秋、というところで桜丘の秋……桜の秋……秋の桜……おお、秋桜(コスモス)だということで、ピッタリなイベントが開催された。コスモスを桜丘に植裁する『渋谷フラワーメッセ2012』がそれである。
「育樹の会」会長『bel mare』の木津秀幸さん
インフォスタワー横にあるプランター
NPO法人「渋谷さくら育樹の会(以下、育樹の会)」が中心になって行なわれたこのイベント。“フラワー(花)”、“メッセ(市場)”のタイトルは昭和の時代まで賑わっていた氷川花市場(猿楽町)を由来としており、「花と緑」を軸とした環境にやさしい快適な街づくりを発信する催しとして「花で彩る」、「花を愛でる」、「花を楽しむ」を合言葉に『人と花の輝く街』の実現に向けて実施されている過去5年に渡って開催をしており、今年は6回目を数えることとなった。
9月25日、めっきり秋らしくなった桜通りに出てみると、コスモスのプランターを手にしたみなさんが多数通りかかる。その中には「育樹の会」に参加している、先日登場いただいた『渋谷駅前不動産』の佐藤勝さんの姿も。
「こんにちは。いま植裁をしていますから、どうかご覧になっていってください。インフォスタワーの横にあるプランターは、いつも私たちがいろいろな花を植裁しているところなのですが、今回は国道246号の歩道橋の下にも行なっています。いまは協力いただいている地域の方々が作業してくれているはずなので、ぜひそちらへどうぞ」
こちら、歩道橋下に植裁されたコスモス
協賛先へコスモスを届ける『一品香』の佐野とも子さん
この言葉とともに歩道橋へ向かってみると、「育樹の会」のジャンパーを羽織ったスタッフ以外でも植裁作業をしている人がチラホラ。
ひとりに声を掛けてみると、“文化総合センター大和田”の隣にある専門学校『ビジョナリー・アーツ』の学生さんとスタッフさん。学生さんは今回初めてのイベント参加だそうで……。
「私たちも桜丘の地域の人間ですので、こういったイベントには積極的に参加しようと考えているんですね」そう答えてくれたのは直々にやってきた校長先生でした。
「桜通りの桜が春になって満開になる、それが変わらないように見守っていくのも私たちの役目ですが、秋は秋で花と緑で桜丘や代官山などを繋げていきたい。そのためにも来年と言わずに、明日からでも桜丘のコスモスに注目してください」
最後にそう締めくくってくれたのは「育樹の会」の会長である『trattoria bel mare(トラットリア・ベルマーレ)』の木津秀幸さんでした。
みなさんお疲れさまでした。
インフォスタワーに事務所を構える『カーディフ生命保険』からお手伝いに来られたそうです。パチリ
協賛のみなさんにはプランターでコスモスをお届け。『パリジャン』の店先でも毎年コスモスがすくすくと育っております
Tweet エンタメ : サクラ咲くサク桜丘 記:asobist編集部 2012 / 09 / 27