旅塾
[旅のギャンブラー★NOBUKI]
事件は会議室じゃなく街中でinジャマイカ!
2014 / 06
ちょっと前の話っす♪
まず先に、、、僕は旅達人レベル。英語もできるし、相手を読むこともできる。
なんで良い子は真似しちゃダメっす。マジやばいです。
夜9時。本当は、この時間はすでにメチャ危険。でも人の行き来はあるんで、僕なら大丈夫と読む。
特にやりたいことなし。街で行き交う人をチェック。ヒューマン・ウォッチング。
若い兄ちゃんがタカりに来た。「100円くれ」コイツの身なりはシッカリしてる。ただのタカリ。
目の前のガソリンスタンドからは、かっちょいい車がぶんぶん通る。
「俺は携帯も車も持ってねぇんだ。目の前の車持ってるやつらのほーが、よっほど金もってるょ。あっちにたかれょ」
これで今までのタカリは100%消えていった。
けど、コイツはMAXおバカだった。しつこく20分「100円くれ」と言い続けてくる。
とはいえラッキーなことに、僕は、おバカを相手にしているお仕事。おバカの扱いは慣れたもの。
「おまえにやる金は、ぜってぇねぇょ!」
が、これもジャマイカ。こーいうヤツがいることを感じるのも、本当のジャマイカを知るチャンス。
<ビーチ>
治安悪い国のビーチ。500円でセキュリティーがいるビーチもあり。
お金払っていくジャマイカ人は、いないとのこと。
ジャマイカ人が行かない有料ビーチなんて、ジャマイカじゃないし……。
ジャマイカ人と触れ合えないのは「なにしに来たの?」って感じ。
んで10m移動したら、また別のヤツが……。
んでもって、その隣りにいた、露天商も「金くれ」だと……。
3人いて、3人全員MAXうぜぇ!
ゾンビのよーに、次から次へと出現……。
夜の街にでも出ないと、その国がいいか悪いか、よく見えてこない。
原則、昼間は悪いこと起こりにくいんで。
この3ウザのおかげで、ジャマイカ最期の夜が最低に……。
んでさらに、、、しまいにゃ、、、
「金くれなきゃ、撃つよ」だと。
んで俺、即座に「んじゃ、撃てょ」
若い兄ちゃん、捨て台詞はいて、よーーーやく退散。
<ドリンク>
クランベリー味の水は9点(55円)「chillin」って商品名が、うまし。
コーヒーは、多くのジャマイカ人は飲まない。南国はHOTコーヒーより、冷たい飲み物。
天下のブルーマウンテン・コーヒー♪10点(150円)おいしい!ブラックでも苦味はなく、まろやかで芳醇。
おバカは、自分の思考が読まれてるのを理解していない。
30分たかって、今さら銃もってる可能性0%。
さらに100円っていう少額のたかりで、撃つことも0%。
本当に撃つヤツは「撃つぞ」など言わず、とっくに撃ってるょ……。
その後、そいつを尾行してやったょ。
屋台でスープかなんか買って、時間を潰してる。
って自分で払う金持ってるんだから、俺の読み「コイツ貧乏じゃねぇ」は正解。
んで誰に連絡する訳でもなく、ぼーっと突っ立てる。
やっぱ、撃てる訳もなく、撃ってくれる仲間もいない。
まぁ仲間に「100円出さねぇから、撃ちてぇんだけど」なんて言えるおバカはいないし。
いても、街のド真ん中じゃ、誰も銃を貸さない。捕まって没収されるだけなんで。
おバカを読むことで生きてる、プロがうわてだょ!
これが夜9時のジャマイカ。
これ以降は、もっとヤバくなる。
命がけで、その国を感じる。
って大げさじゃなく、文字通りなとこが、ちと怖い国だったょ。
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エンタメ : 旅塾 記:旅塾・asobist 編集部