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アラカン編集長モンブランを行く!
アンクル・ウェイト
2009 / 02 / 27
かれこれ2週間になる。
赤岳登頂後の3日間、あまりにもの腿の筋肉痛でお休みした以外、出かける際にはいつもアンクル・ウェイトを巻いて歩いている。
1kgずつ両足で2kg。大したことないといえば、そうなんだが、慣れてコツをつかむのに少し手間取った。
通勤の行き帰りの昇り道だの昇り階段だのは「エイチエイチ」「ガシガシ」歩けばいいだけだが、下り道と下り階段がクセモノ。つけだして2日目の朝、足首と膝、股関節にわずかに不快感が生じた。
正しい使用法を検索したら、ウェイトをフクラハギと腿の筋肉でしっかり持ち上げる気持ちで歩く、とあった。
オモリのついた釣竿を海中に投げるように脚をほうり出してはいけないのだ。特に下り道や下り階段でそれをすると、たんびに関節が伸ばされるような衝撃が加わってしまう。
以来一足ずつ、きちっと持ち上げるようにノッシノッシ歩く。アンクル自体はブーツカットのジーンズの裾に隠れて見えないわけで、おそらく傍から見れば限りなくおぼつかない、下手すれば「怪しい」足取りだったに違いない。
今にも行き倒れしそうな「ヤバイ」おばちゃん。
すっかり馴れてしまうと、かなりスタスタ早足で歩けるようになる。傍目にもまさかオモリをつけて歩いているなんてわかるまい。
で、である。
赤岳登頂でその成果が確認できたのか?
それはまた、この次のお話し…
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連載 : アラカン編集長モンブランを行く! 記:小玉 徹子