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アラカン編集長モンブランを行く!
筋トレ-2
2009 / 04 / 06
3月3日にスタートした筋トレ。1ヶ月を経過した。
目覚しいパワーアップだったかどうかは、限りなく「?」だったりもするが、トレーニングメニューのボリュームだけは着々とヘビーになってきている。
まあ、どんなことをやってるのかまずはご紹介。
朝8:30ジムに入る(これがグズグズしていてなかなか)。
家からバスで15分、徒歩5分のコナミスポーツ・青葉台。
着替えたり、血圧・体重など計測して、軽くストレッチ。
【自主トレ】
トレッド、すなわちランニングマシンに乗る。そう、あのハツカネズミスタイルのあれ。
1.4.7km/hぐらいでウォーミングアップ10分。
2.7.8km/hでジョグ10分。
3.4.7km/hぐらいでインタバル10分。
4.傾斜11パーセント、4.7/hで10分
これを9:50まで時間の許す限りくり返す。何がキツイって4.が最も心臓バクバク系。登山というものが如何に体力を要求するものか、改めて思い知る。
ここまでで、既に汗だく。
9:50~10:00までレスト。コーチトレーナーの中武さんを待つ。
55分を過ぎても中武さんが現れないと「もしかして今日、お休み?」など。
もちろん期待は敢えなく裏切られる。
【筋トレ開始】
■ダンベルプレス
幅20センチほどだろうか、細長いベンチのようなのに、足はフロアについたまま仰向けなる。両手にダンベルを握って肘をはり、胸の高さにハの字に構えてスタート。
3月3日4kg×2で20回・2セットだったのが3月31日には6kg×2になった。
4月2日、1セット目の20回はどうにかクリアしたが2セット目は15回でアウト。左腕がどうにも上がらなくなる。
■スクワット
スクワットそのものが「知らなかったわー」だった。
森みつ子さんが「100回」とか言ってやってる、あのスタイルだとばかり思っていたのだ。
正しい?スクワットというのはキツイ。
つまり膝小僧は動かさない、上下・左右に移動しない。ということはお尻をグッと後ろに突き出して腰を落とす。下手すれば後ろへころがっちゃいそうにもなる。
転がらないようにするには、かかとを緊張させて太ももに恐ろしい力が入る。
下脚と大腿部がほぼ直角なるまで腰をぐっと落とすのがディープ。その半分ぐらいまで腰を落とすのがハーフ。どちらも落とした状態で20秒、キープする。
3月31日にディープ1、ハーフ4で2セットだったのが、あれよという間にどんどん増えた。
3月26日:ディープ1、ハーフ7を1セット。ディープ1、ハーフ6が2セット
3月31日:ディープ1、ハーフ9、ディープ1、ハーフ7
そして…
4月2日:ディープ2、ハーフ8を2セット
メチャメチャつらい。最後のハーフ20秒キープした後、「ガォー!!」など雄たけびを上げながらでないと身体が上がらない。やっと立つと。今度は動けない。中武さんに支えてもらって、ようやくベンチに座る。
不思議なものでピンチは1セット目のハーフ1回目あたりできたりする。泣きそうになるほどキツイ。休みもなく次の回に行く時の中武さん。きっと私は本能的に、なんとか身体を沈ませまいと抗うのだろう。肩を押さえ込むんである。憎たらしい!いや、ありがたい?!!ったら…
ギャーギャーわめきつつ4回目あたり、マジ「もうダメ!」と思った瞬間である。腿が爆発?発熱?炎上する。グァーッと熱くなるんである。
スクワットハイ?
「そういう感じでした」
「ですね、2セット目のほうがむしろ余裕に見てとれましたよ」
■カーフレイズ
スタンドポールにつかまって、カカトを上げ下げ100回を2セット。これは比較的楽に最初からクリア。
出かけるときはアンクルウェイトを巻いて。電車待ち、電車中は爪先立ちで3本指でつり革、が板についているせいか、さほどつらくはない。
■レッグレイズa
床位置に腰をおろし、軽く膝を曲げ、両腕は身体幅で下げて手のひらをつく、その状態で膝を胸に近づける。カカトを軽くトンと床に戻す。
3月3日:30回を2セット
行くたんびに回数が増え…
4月2日:80回、2セット
「もーダメ~~ギャ~!!!」
思わず叫んでしまう。
「ダメじゃないですよ!気持ちを強く持って!!!」
後で中武さんが言った。
「ダメ、という言葉は使わないようにしましょう」
極限状態で発する言葉は思いのほか影響力がある。己が発声を聴覚を通じて脳が受信すると「ダメ」情報がインプリントされる、というのだ。
ちなみに「クソッ!!!」はかまわない。要は「頑張れ自分!」メッセージを受発信することが大事だとか。
■レッグレイズb
肘掛け椅子の先端に握り手・短い縦棒がついている形。そして肘掛は足場につま先立って胸の高さ。ハンドルを握り締め首を伸ばして、肘から手首までで身体を引き上げると、足は空。その状態から膝を胸に近づける。
3月31日:1回目3回、2回目2回、3回目3回
重ねるごとにバランスのとり方や力の入れどこを、身体自身が覚えくる。
4月2日:1回目20回、2回目20回、3回目20回
2回目の20回をクリアできたころ、妙な筋痛。お腹の奥のそのまた奥がギュッとなる。よく言うインナーマッスルってのに作用しているのだ。
■バタ足
ベンチの端に膝まづき、腹から胸までをベンチに伏せる。腕は軽く曲げた状態で両手でベンチのサイドにつかまる。足を腹・胸と同じ高さに水平に持ち上げる。
膝を曲げないで後方上部へ蹴上げる。
3月3日:50回2セット。
これもたんびに回数が増え…
3月31日:70回、2セット
4月2日:80回2セット
全部終えるのになみなみと1時間たっぷりかかる。汗だく。ヘトヘト。
湯船に身体を浮かべたまま寝てしまいそうになる。いや、マジ、気がついたらサウナでウトウトしてた。
が1ヶ月を過ぎて気がつけば、終わった後の身支度やら化粧やら、スタート当初よりははるかにチャッチャとできるようにはなった。
ただ問題は
これを持ってして、実際の山歩きがどう進化したかなんである。
もうシャモニー入りまで3ヶ月を切った。
焦ってみてもどうにもならないわけで、黙々と鍛錬するよりないのである。
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【ご一緒しませんかアラカンさん!】
今年還暦を迎えるジャストさん。文字通りアラウンドなアラカンさん。
もうもう、この際、around50も40も大歓迎!
ご一緒しませんかシャモニーへ。
登りませんか、モンブランへ!
(トレッキングコースもあるみたいです)
*7月3日発にご一緒の方
シャンペン、おごっちゃいますよ~
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連載 : アラカン編集長モンブランを行く! 記:小玉 徹子