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アラカン編集長モンブランを行く!
戸隠・西岳P1尾根-1
2009 / 05 / 07
09/05/02
もともとは前穂高岳・北尾根登攀に集まってきたメンバー。
11:50甲府集合4人。松本で1人ピックアップ。3人合流。
沢渡・上高地入り口でテント泊。現地集合1人。あとは翌3日の早朝合流が3人。計12人。
ピンポイント天気予報は芳しくない。夜になっても、前穂高岳山行の3、4日は下で雨模様。ということは唐沢小屋あたりは間違いなく雪。4日は前穂高岳・北尾根は降雨・降雪だと登攀は断念せざるを得ないという。
ご他聞にもれず酒盛りが始まるころには、戸隠・西岳P1尾根に変更がほぼ決定した。
ほっとしたような、がっかりなような…
前穂北尾根だと3日は唐沢小屋まで6から7時間の登山で、4日は登攀を含む10時間の行程。比してP1尾根なら3日はテント場まで1時間ちょいの登りで、4日が本番。
ってなわけで、みんなよく飲む。先の日程も考えて体力温存必須な向きは、9時過ぎには寝たが、数名は夜中の2時過ぎまで飲んでたそうな。感服!
09/05/03
まずは沢渡から移動。途中、車が故障でリタイア2人。
小屋2泊がテント2泊になったわけで、足りない食料を補充したりして戸隠・鏡池駐車場から歩き始めたのは2時過ぎだったか?
「それ、いかにも分担してます、って感じだね」
言わりょがなんのその。余計な見得を張ってへばるよかマシ。例によって共同装備は、ほんの気持ち分担。銀マット3枚だけ。
「『荷物は少なく、歩きは早く』はダマカメ標語ですから~」
口外してはばからないなど、実は「寛い心で許していただいている」存在。
ってか、ワタシが「お荷物!」。スマセン!
それでも、最低限にしたつもりの増えた食料が重い。
沢沿いにニリンソウやアズマイチゲが群生しているのを楽しみながらもつかの間、登りにかかるとキツイ。「クソ!ちっとも進歩してないやんけ!!」情けない。
幾度となく沢を渡る。
何度目かの渡渉、深めなところでクツを脱いで川に入ったら、とんでもなかった。足が切れるように冷たい水。こけそうより、足が痛くて、よけいノロノロ。よけいに痛い。
なんやかやで夕方4時前、たった2時間たらずの行程を汗かきベソかきでたどり着いたテント場・牧草地。きつくて下ばかり見て歩いてきた目を上げれば…
「わー、桜だー!!」
戸隠の峰々に抱かれ、青々と草萌える牧草地のまんなかに桜の木。ヤマザクラ系が満開!隣り合わせの白樺の木肌に濃いピンクの花色が一層映える。
少しずつ夕闇に包まれいく桜を眺めながら思わぬところで「花見」の宴。
得も言われぬ感慨!酒が旨い!!
もちろん、酒はもらい酒。
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【ご一緒しませんかアラカンさん!】
今年還暦を迎えるジャストさん。文字通りアラウンドなアラカンさん。
もうもう、この際、around50も40も大歓迎!
ご一緒しませんかシャモニーへ。
登りませんか、モンブランへ!
(トレッキングコースもあるみたいです)
*7月3日発にご一緒の方
シャンペン、おごっちゃいますよ~
お問合せは画像の連絡先へ直接かワタクシ小玉まで
kodama@asobist.com(コピペでね)
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連載 : アラカン編集長モンブランを行く! 記:小玉 徹子