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アラカン編集長モンブランを行く!
リハビリ-1
2009 / 06 / 07
1週間前に届かなかった足先に手が届く。思わず咳き込んだら「あれ?痛くないぞ」。
「日にちが薬」とは言ったもので、薄紙をはがすように日々全身症状が改善されていく。
確かに痛んだところについてはそうなんだが、2週間とちょっとといえど、ほとんど使わず動かさず負荷がかからない状態というのは、至って元気だったところについては、むしろ支障も出てくる。
数日前、夕方になって右蝶骨の上端が痛くなってきた。続いて右膝裏の筋がやたらつっぱって痛い。
ヤ・ヤ・ヤバイよ~
毎日、朝に昼に夜に看護師さんに「足がしびれたりしませんか?」と訊かれるから、知らず足先に神経質にもなる。しびれの有無はすなわち骨折箇所の脊髄への影響の指標になるのだから。
別に無理した覚えもないけどな~
そうしているうちに太ももがだる痛くなってくる。ちょっと筋痛に似た感じ。中学生時分の成長痛にも似ている。
たまらず膝の裏側を揉み解してみたら、 キンキンに張っていた膝の裏側の筋が柔らかくなった。試しに寝転がったまま膝を軽く曲げた状態で上げ下げしたら、腿のだるいのがだんだんに消えた。
それで思い当った。
宇宙飛行士が機を降りて悩まされる症状。あれと同じ原理なんじゃないか?!
こりゃ、ちゃんと「然るべき」トレーニングをしなければいかん!
ベッドの上で自己流の筋トレをやろうとしてはみたんだが、痛んだところに障ったのでは、元もこもないと思うと、おっかなびっくりで熱も入らない。
翌日のドクター回診の際に訊いてみた。推理にさほど違わない結論を得て6月6日からリハビリが始まった。
*Blog「日々楽観」はこちら…ただいま、ほぼ「病院ご飯日記」と化しています。
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連載 : アラカン編集長モンブランを行く! 記:小玉 徹子