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アラカン編集長モンブランを行く!
リハビリ-3
2009 / 06 / 18
誰はいなくとも常にリハビリ室にいるのがボニーちゃん。
「じゃあ、女の子?」
「にしては骨盤上部が狭いかな~」
「男の子ならボニートとか?」
「男性にしては骨盤の下あたりが違うかな~」
「ああ、今流行のね~」
いずれにしても長身だが、イケメンなのかモデル系なのかは不明。
ボニーちゃんを見ながら、じっくり骨折箇所を検証した。
脊椎は3つの部分に分けて考えられている。最も上が頚椎。上から1番、2番と数え7番まで。次が胸椎。1番から12番まである。続いて腰椎。5番まで。
写真は後姿ということになる。赤いビニールテープでマークしてあるのが第9胸椎。
骨折したのは第2腰椎だから、マーキングから5コ下。その腹側ということは生理的湾曲の最もたわんだあたりのかなり大きな骨だ。
それが横からのレントゲン写真で見ると、真横一直線にパスッと折れた線が確認できるわけだから、相当な力が加わったと分かる。
腹側の骨と骨の間の黄味がかったゴムのようなのが椎間板。
古傷は第3、第4腰椎に挟まれた椎間板の滑りと聞いているが、さてどっちの方向に滑っているのやら。滑った先が神経束を刺激するから腰痛が起きる、というふうに理解してきたがどこらへんの神経束なのか。
背中側と腹側の境目あたりにスペースらしきが見て取れる。中央部を走り抜けている脊髄から抹消へ指示を伝える神経束は、恐らくそのスペースから多く出ていると推測される。
ボニーちゃんをつらつら眺めるにつけ、如何に人体について知らないか痛感する。
横目でボニーちゃんをチラ見しつつバランスボールで腹筋筋トレ。
山登り、岩攀じりのための筋トレだが、それは大事なbone-Bonnyちゃんをより強固に守るためでもある。
明後日6月20日に退院。社会復帰までは今しばらく自宅療養とドクター。
せいぜい自主トレに励むとしよう。
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連載 : アラカン編集長モンブランを行く! 記:小玉 徹子