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編集長!今日はどちらへ?
ヨーロッパクライミングツアー2016夏-1
2016 / 08 / 29
さて、いつものようにうだうだしていると、あっという間に時が過ぎてしまい、記憶も薄れ、何よりも書く期を逃してしまうから、いろいろ飛び越えて夏の大イベントの話しをしようと思う。
夏は毎年ヨーロッパに出かけていただが、昨年は行かなかったから2014年のヨーロッパでのデボナ針峰登攀、グランパラディソ登山以来ということになる。
2016年8月2日
00:30に羽田を発ち、ドバイ経由でジュネーブ。ジュネーブからはお迎えの車でシャモニー(仏)着が同日の15:00ぐらい。マッターホルン・リヨン稜(イタリア側からの登攀)でほぼ1週間前からヨーロッパ入りしていた篠原ガイドとKさん、Nさんと合流。
8月3日
シャモニーからコルチナ(伊)へ移動。車で8時間、長い!!!
コルチナはこじんまりした可愛い街だが1956年にはこの街を中心に冬季オリンピックが行われたという、歴としたウインタースポーツのメッカであり、ドロミテ山脈の麓にあって登山やハイキング・トレッキング、クライミングの拠点となる一大リゾート地でもある。
正式にはコルチーナ・ダンペッツォ(Cortina d'Ampezzo:アンペッツォ地方のコルチーナ)。ブーツの基部右端に位置している。
メインストリートに面してレストランがたくさんあるのだが、他を当たるのも面倒だし、近いし、日本語メニューあるし…というので、5日間同じところに通った。しまいに店員さんにすっかり顔覚えてもらって、1杯目ビールの次に「ウイスキー」というと「バランタイン?シーバスリーガル?」と返ってくるようになった。ラオスの時もそうだったが「オンザロック」は通じない。あくまでも「with ice」。
「バランタイン」と言うが早いか、先に「with much ice?!」と付け足してくれる。日本語そこそこしゃべれるお姉さんも、肩先にタトゥ入ったお兄さんも笑顔でフレンドリー。気持ちの良いサービスを提供してくれる。
どれを食べてもまずまず旨い。アクセスやサービスはもとより料理が美味しい、それでないと5日通えるわけもない!スープはベジタブルとオニヨンをほぼ交互、一度ビーフ何チャラスープを頼んだらディープ過ぎて、それだけでメインに行く前に満腹になりそうだった。旨いんだけど…
こちらはいつもお客さん満杯なのに、あちらは閑散。雰囲気よさげなのにね。味なのか、コスパなのか?
さて、明日からクライミング三昧!!!
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連載 : 編集長!今日はどちらへ? 記:小玉 徹子