編集長!今日はどちらへ?

なんてRock&WallなOh!6月!!!

2013 / 07 / 05

6月28日が新たに記念日になった。ボルダリングジム「Rock&Wall」が開店したのだ。まだ時々、頬べたをつねりたくなる。きっといつまでも、この日を想うと胸が熱くなることだろう。

6月26日はプレオープンのレセプションを開催した。生憎の雨模様の中、たくさんの人に来ていただいた。お花もたくさん頂戴した。店頭に並んだ花かごを見てびっくりした。

datin130705_01.jpgdatin130705_02.jpgルートセッターを引き受けていただいた平山ユージさんと、野口啓代さん、安間左千さん、今は時めく世界のクライマー、そろい踏みお三方によるデモンストレーションクライミング。目も覚めるようなパフォーマンスは、ボルダリング経験者ならずとも、ただただ夢見心地な世界へ見る者を誘ってくれる。

datin130705_03.jpg日本唯一の実業団アイスクライマー・八木なえさんもかけつけてくれ、登壇して感想など話していただいた。彼女にはすでに取材をお願いしており、「あそびすと」で華麗なアイスクライミングの世界をお伝えできると期待している。

残念ながらお越しいただけなかった方々から届いたメッセージ。これらがまた、鼻の奥を詰まらせずして読めない感動を覚えるものだった。

山の天気予報の第一人者、ヤマテン代表の山岳気象予報士 猪熊隆之(いのくまたかゆき)さんから…
『ボルダリングジムRock&Wallの開設、まことにおめでとうございます。ジムの運営者である小玉様とは、まだ骨髄炎の闘病中に、山岳気象を始めたばかりの、右も左も分からない私を「あそびすと」に取り上げていただいてからのご縁です。それだけに、今回のオープニングをとても嬉しく思っています。渋谷の一等地ですので、多くのクライマーが利用することになると思いますが、普通のジムではない、小玉さんのカラーが出るような、そして私のようなクライミングご無沙汰のヘタッピーでも登りやすい雰囲気のジムになっていればいいなぁ、と個人的に思ってます。本当におめでとうございます。』

卓越したアルパインスタイル登山でピュレドール賞を受賞しているクライマー、佐藤裕介さんからは…
『Rook&Wall オープン 心よりお祝い申し上げます。このジムで沢山の方が、小玉さんのように明るく楽しくクライミングされることを、お祈りいたします。』

常日頃の山行でお世話になっている篠原達郎ガイドから…
『小玉さん、ボルダリングジム「Rock&Wall」オープンおめでとうございます。
都心の一等地、渋谷・青山に、オシャレなジムをオープンするとは、すごいですね。
私の時代は、登山からクライミングを始める流れが当たり前でしたが、現代は、ジムでクライミングを知り、始める若者が大半です。
さらに、「ファッション性」や「なんとなく面白そう」「カッコいい」このような、きっかけや動機で、クライミングに興味を持ちます。これは、現代では当たり前であり、重要なことです。昔の「暗い厳しいイメージ」から「明るく楽しい、そしてカッコいいイメージ」が大切であり、それは、多くの人々を魅惑することになるはずです。
また、このことは、ボルダリングやクライミングが、メジャーなスポーツになる足がかりになるとも言えます。その情報発信基地が、現代的な、そして、オシャレなボルダリングジム「Rock&Wall」になると私は感じました。 本日は、ピレネー・クライミングガイドの為、レセプションに出席できず、残念な思いです。クライマーの憩いの場所、クライミングの情報発信基地として、心よりご発展を期待します。』

篠原達郎国際山岳ガイドは火山のロケでバツアヌ共和国に出張中で、いったん帰国後クライミングガイドでミレネーに。その海外渡航のわずかな合間を縫ってのことと知っているだけに、感謝とともに申し訳なくもある。

竹内洋岳さんからは祝電をいただいた。
『この度は、ボルダリングジム「Rock&Wall」のオープン、おめでとうございます。いつも、歩き過ぎる都会の街並みに、両手両足で、よじ登る岩場が出現し、これまでとは全く違う世界の景色が見えるはずです。多くの人が、「Rock&Wall」の扉を開けて、新たな世界への扉を開けることを願っております。
プロ登山家 竹内 洋岳』

いかにも竹内さんらしい、お洒落だ!言わずと知れた日本人唯一の8000m峰14座完全登頂を果たした竹内さんは一度は単独取材で、二度目は山岳気象予報士の猪熊さんとの対談で、都合二度も「あそびすと」に登場頂いている。

栗城史多さんからは事務所の小林さんが代筆でメッセージが届いた。
『Rock&Wall 開設、誠におめでとうございます。
渋谷に新たなボルダリングジムができ、
自分への挑戦を楽しむ方が増える事を大変嬉しく思っております。
僕は今、昨年の秋季エベレストで両手指が重度の凍傷になり治療中ですが、
また両手が使えるようになったら、
ぜひRock&Wallに遊びに行きたいと思っております。
栗城史多』

心を強く、辛い治療に堪える日々の中からのメッセージ。思わず目を閉じて「どうか、よくなられて、おっしゃいますようにお越しいただける日が訪れますことを」祈らずにはいられなかった。

セッターをしていただいた平山さんも、メッセージをくだすったどの方々も「あそびすと」サイトに登場していただいている、もしくは登場頂く予定となっている。
これまでに歩んできた「あそびすと」道の道程で探し当ててきたすべての煌めくものものが一気に凝縮して一堂に会した、そんなゴージャスなレセプションになった。

「あそびすと」を愛読していただいた読者の皆様をはじめ、インタビュー、編集を通してお近づきになれた方々、山を行く道のりの傍らでお知り合いになった方々、そして人生の道程で私を知っていてくださるすべての方々に、心より感謝いたします。

関連記事
あそびすとニュース
「Rock&Snow」Web版「CLIMBING-net」
シブヤ経済新聞

そしてホームページは以下からどうぞ。
http://rockandwall.jp/

6月は山行は一度もできなかったが、「Rock&Wall」の誕生というとびきりsprendedなできごとを迎えた。
もちろん、この日を迎えるに、少しでもカッコイイ登りができるようになろうと、あっちゃこっちゃのジムで登りまくった。

datin130705_04.jpg
で?どんだけ上手くなった?ってかッ
それ、言いっこなしね〜

datin130705_05.jpg
PUMP2@中野島のレベルアップスクールの受講も欠かさず参加した。2分の1工程を終了の時点で10aリードがなんとか。

手だけ見れば、いっぱしのクライマーもどきにマメだらけだよ〜

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*Blog「日々楽観」はこちら

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