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編集長!今日はどちらへ?
ジャジャッとおさらい-5月分NO.3-
2014 / 07 / 10
2014年3回目の富士登山だ。それ以前にも何度も富士山は出かけているが、下から上がるのは、これが初めて。
5月21日、馬返し→佐藤小屋
草花が育つには尚早だし、今年はいつまでも雪が降り、降雪量も多かったかして、早いうちから残雪面が出現する、樹林下の不規則な道を3時間ほど歩いて佐藤小屋着。軽く一杯やって、ご飯食べて、もう、とっとと寝るだわよ。
5月22日、佐藤小屋→本八合→佐藤小屋→馬返し
早朝4:00起床。5:00スタート。
歩き出して間もなく空が白み始める。美しい夜明け!
まずまずの天気!
「7合目から極端にスピードが落ちますね」
雪斜面の傾斜度がグンときつくなってくる。
「このくらいの傾斜は正対で歩けないと」
普通はトラバース気味にジグザグ高度を上げて行くのだが、練習なので逆ハの字足で正対で登る。これが辛い!すぐにふくらはぎがメリメリになり、数歩の度に息が切れる。
結果、7号までは1時間高度250mだったのが、7号から上は毎時200mを切るノロノロ歩きになり、結果、本八合着までに4時間強を使い果たした。9時過ぎだったか…
目標の佐藤小屋から登頂まで5時間内外をはるかにオーバーしたペース。この調子だと山頂までさらに3時間ほどかかる勘定。下山時間を考慮して引き返すことになった。
七合の花小屋周辺で雪上訓練。雪斜面を何度も行ったり来たりしているうちに、だんだんと怖さが少なくなり、登りも下りも少しはチャッチャと歩けるようになる。
が…
7合からは大沢を降りる。雄大な雪の沢。もうちょっと自信を以て歩ければステキなんだが、余にもワイドで長い雪の沢に、ともすれば怖気づく。気が付けば辺りはガスで真っ白。風も出てきて足元がよく見えない。雪面の凹凸が見えず距離感がつかめない。
怖い〜!!!
5合目の佐藤小屋へ戻り、小休憩の後、下山。馬返しまで長いわ!やっぱ下からはキツイ!
8合から引き返したにもかかわらず、12時間行動になってしまった。
やれ〜
5月10日、日帰り。11日、日帰り。21日22日は1泊2日と都合5月中に、続け様に3回富士登山を試みたことになったが、練習目的とはいえ、一度として登頂できず、なんだか気分はどよどよと情けなく、心身ともに疲れ切って、何もかもが嫌になってきたような。
あああ…
思い出しながら書いていても、どよどよして来る。今回でジャジャッとおさらいを完に行きつくつもりだったんだが、書きくたびれたので一旦、休憩!
スンマセン…
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