パティオは二つあって、ビールやシェリー酒を飲むことが出来る。太陽の下は36℃でも木陰はものすごく涼しくて気持ちがいい。
こぐれひでこの「いただきもの日記」
Sevilla 2007年06月04日〜07日滞在
Sevillaをセヴィリアと読むかセヴィーリャと読むかセヴィージャと読むか...私は地元の人が言うようにセヴィージャと読みたい。
簡単なセヴィージャの歴史など。
街が出来たのは紀元前8〜9世紀。その後、紀元前3世紀から7世紀にわたりローマ帝国の拠点に。8世紀から13世紀半ばまでイスラム王朝の主要都市として栄える。レコンキスタ(キリスト教徒がイベリア半島からイスラム勢力を駆逐するために行った運動)が終了するまでの約240年間(1492年、グラナダ陥落で完了)、イスラム教とキリスト教が混在する独特の文化を持って発展。コロンブスの新大陸発見以降、スペインの植民地、現在のラテンアメリカ諸国との交易権を独占。巨万の富を生み出す重要な都市となる。
オペラ"カルメン""セビリアの理髪師""フィガロの結婚"などの舞台になったことでも有名。
スペインを代表する文化、フラメンコや闘牛の本場でもある。
泊まったホテルは、オスペス・ラス・カサス・デル・レイ・デ・バイサ(名前が長すぎる!)Hospes las Casas del Rey de Baeza。最初からこのホテルに決めていたわけではない。予約したホテルの部屋に通されたら、部屋にひとつの窓もなく(まったくの穴蔵)、こんな部屋じゃ一秒たりともいられない、とホテル探しをして、パティオあり、屋上にはプールあり(プールのサイズは露天風呂のようなサイズだが)のこの素敵なホテルを手に入れたのである。
パティオに面した一角に、オレンジが転がっていた。カワイイ装飾、こういうの好き!
部屋は広く、窓もちゃんとあった。これなら暮らせるわ、とほっと一息。
これが露天風呂サイズのプール。セヴィージャの屋根も美しいね。
屋上には真っ白なカーテンが幾つも掛けられている。ほとんど雨が降らない土地なので、カーテンをぶら下げっぱなしでも大丈夫。これを広げると木陰になって涼しくなるということ・・・多分そうだと思う。