遊歩道に積まれたシェリー樽。シェリーの土地にやってきた実感が湧いた。
こぐれひでこの「いただきもの日記」
ヘレスの街 (2)
ヘレスはシェリー酒の生産地として知られる町。Tio Pepeで有名な《ゴンザレス・ビアス社》黒マントの男で知られる《サンデマン社》などの他に、20もの醸造所がある。
町を歩き始めた途端、積み上げられたシェリー樽に遭遇。《ゴンザレス・ビアス社》の宣伝オブジェである。町中にシェリー酒の香りが漂っていて、酒に弱い人なら酔っぱらってしまうかもしれない。
シェリー酒は特有の風味を持った強化ワイン。食前酒に、と考える人が多いだろうが、現地では食中酒としても食後酒としても飲む。フィノという辛口のものからオロロソという甘口のものまである。
ゴンザレス・ビアス社の見学は遊園地にでもありそうな、お猿の電車的乗り物で回る。醸造所内にはこんなモニュメントがあった。
ひんやりとした場所で眠っているシェリー樽。オプションで見学の最後に試飲も出来る(有料だよ、当然)。私はしなかった。