地下駐車場へ車を入れ、徒歩でホテルへ向かう(1泊しかしないので、必要なものだけ袋に詰めて)。ホテル近くにあるヌエボ広場からアルハンブラ宮殿の一部が見えた。
こぐれひでこの「いただきもの日記」
Granada(グラナダ)07.06.11.〜07.06.12滞在
グラナダでダントツの名所はアルハンブラ宮殿。イスラム式庭園に囲まれたイスラム建築の宮殿である。8世紀初頭に始まったレコンキスタ(キリスト教徒がイスラム勢力を駆逐するため行った運動=国土回復運動)は1492年、グラナダ陥落で完了。イベリア半島の歴史上、グラナダは重要な都市なのである。スペイン人がフランス人に比べ、信仰心が厚いのは“レコンキスタ”との関係が深いのではないかなぁ、と考えたのですが...どうなんでしょうか?
アルハンブラから煙が! と驚く私。がしかし、私以外の人たちは煙のことなんて気にかける様子もない。なんだったんだろう・・・。
到着した翌日、アルハンブラへ行ってみたら、チケット売場は長蛇の列。33年間はぶらりと訪れてぶらりと入場できたのに...スペインは随分変わってしまったのね。このまま素直に待っていたら何時間かかるのか分からないな、と思い、アルハンブラ宮殿の見学は断念することにした。グラナダへ行ってアルハンブラへ行かなかったの?と呆れる方もいらっしゃるだろうが、私にとってアルハンブラは“万難を排しても行きたい、見たい”と思うほどの場所ではなかったのである。“私が行きたいのは、アルハンブラよりコルドバのメスキータ。アルハンブラよりメスキータの方が好きだもんね”と思い、グラナダを後にしたのだ。