アンダルシア滞在中、初めての曇り空。教会が美しく見える。
こぐれひでこの「いただきもの日記」
Carmona(カルモナ)〜成田 07.06.14
アンダルシア最後の日。16時セヴィージャ発、パリ・オルリー空港行きの飛行機でアンダルシアを後にする。コルドバからセヴィージャへ向かう途中にCarmona(カルモナ)という町がある。十数年前ここのパラドール(国営ホテル)に泊まった男友達が、カルモナの素晴らしかったことを何度も何度も話していたことを思い出して、立ち寄ってみることにした。
小高い丘の上に築かれた町カルモナは、その地理的条件ゆえ軍事上の要所だったそう。現在の町はこのようにのどか。
かつては町の入口だったというセヴィージャ門。城砦だった昔が偲ばれる。
町の頂上にあるパラドールでカフェ・コン・レーチェ(ミルクコーヒー)を飲む。
パラドールのテラスから見える景色はこのように雄大。雲フェチとしてはたまらなく魅力的な風景だった。
カルモナから空港へ向かう途中、高速道路をそれて一般道路を走り、ひまわり畑の中に進入してみた。真っ青な空もいいだろうけど曇り空とひまわりもよく似合う。
1週間、一度も洗車しなかったので、すっかり汚れてしまった車です。ありがとう、さようなら、と言い、飛行機に乗りました。
パリ・オルリー空港からバスに乗ってシャルル・ドゴール空港へ移動。成田行きの飛行機が出発するまで5時間もあるのだ。午後10時、パリの空はまだこんなに明るい。
翌日(6月15日)午後6時、成田に到着。日本の午後6時はもうすっかり夕暮れでした。充実した楽しい旅でございました。私はすっかりアンダルシアの虜です。ああ、また、すぐにでも行きたい。