これが Momi Style

えんどうもみProfile Back Number

前の記事へ 218 次の記事へ

<カルメン...>

momi218_01.JPG 舞台から立ち込める葉巻の煙。やや遅れて匂いが鼻に到達し、全身がその場の空気に満たされる思い。
シルヴィ・ギエムのカルメンはあまりにもふてぶてしく、あまりにも生まれたまま。
クラシックバレエなのだが、マッツの振り付けはモダンバレエの様に地を這い、重心を低く低く。トウシューズも履かず裸足の様に見えるシューズ。
衣装は意外にもカラフルなラメ糸が金属の様に輝き、剥き出しの脚とのコントラストに不思議な感覚を覚える。煙草工場の貧しき女工のイメージを拭い去り、その日その時を楽しむ刹那的生き方を垣間見る。

momi218_02.JPG ギャラリー個展と広島の合間を縫って、ギエムのカルメンを見て来ました。
何という存在感。色気で誑かすなどまっぴらダネ、と言わんばかりの何も飾らないそのまんまな生き方。気が向けば男の魂を抜き取り…忘れ去る。
真紅の衣装から後半の重いフリルを引きずった衣装になり、華やかなマタドールへと駆け出す。恐竜の尾の様にトレーンを引きずり 振り回し 跳ね上げ、狂気の世界。
トレーンなのにエレガンスは微塵も無く、どっかっと腰掛けくわえ煙草。
それだのに私たちがこのカルメンに惹かれるのはなぜ?
勿論ギエム本人の知性、美しさ、この日本を愛し日本のためにと活動をして来られたこともオーバーラップしたりはするのだが…。
何処と無く可愛い…のだろうか?

この生き方、存在は"参考"になったりはしませんが芸術に深く身を沈める一夜でした。



★次回イベント★

えんどう もみ Winter Collection
11月19日(火)−25日(月)
広島三越 2階 特設会場

ジェントルレディ meets ハンサムウーマン

私たちを虜にするジェントルテクスチャー
私たちを輝かせるハンサムウエア
チョークストライプ、ツィード、とろけるサテン
古の煌めき、グラマラスビジュウ・・・




松屋銀座2013 Autumn Collectionの様子はこちら
MAD Tea Party ダンス・ダンス・ダンスの様子はこちら

松屋銀座2013 Spring Collectionの様子はこちら

momi2012 in Wa2の様子はこちら
チャリティーサロンTRINITYの様子はこちら
松屋銀座2012 Autumn Collectionの様子はこちら
松屋銀座 2012S/S Collectionの様子はこちら
ギャルリー ワッツ『えんどうもみ展』の様子はこちら
Gallery O2『えんどうもみ新作展』の様子はこちら
松屋銀座 2011 A/W Collectionジュエリーフォーラムの様子はこちら
前回の企画展『盛装ピクニック』の様子はこちら
松屋銀座イベント取材風景はこちら

 











あそびすとショップ

美味良品 おとりよせしました

編集長!今日はどちらへ?

アラカン編集長モンブランを行く!

BigUp

asobist creator's file

  1. はいコチラ、酔っぱライ部
  2. ikkieの音楽総研
  3. 旅ゆけば博打メシ
  4. うららの愛♡Camera
  5. Tomoka's マクロビカフェ
  6. 三笘育の登山は想像力
  7. 憎いウンチクshow
シネマピア
おもいでリストにエントリー確実、話題の映画!
【映画レビュー】ストックホルム・ケース

被害者なのに犯人に協力、そして深い…

旅塾

▲このページのトップへ