これが Momi Style

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<紙箱の巻>

momi235_01.jpg なぜだか箱が捨てられない。
"なぜだか" ではないかもしれない。
女子は空き箱だの包み紙だの紐だのを捨てられない生き物なのです。
それは "いつか使うかも" という実用想定ももちろんあります。しかし、それは言い訳でもあって、何だか捨てられないのです。これほ男子方には理解のハードルが高いかもしれませんね。
もちろん使えそうもないものは捨てるし、仕事柄 仕分けしたり発送するのに使うのではありますが。
そして、諸々の個人的理由、或いは理由なんかどうでも良いけど捨てられないコレクションがあります。これらコレクションは殆どの場合、使うことは無く、部屋の彼方此方に散らばって誠にじゃま! しかし捨てる気は毛頭無く、誰かに "捨てれば?" などと言われようものなら、俄然反撃に出るのです。

momi235_02.jpg 私のコレクションもだいぶ溜まってきて、ちょっと見渡しただけで直ぐに幾つかを撮影出来ました。
いつも机の上に転がっていて邪魔なスウェーデンで買ったキャンディの箱。中身はありません。(でも覗いたら欠片が溶けてこびりついていた!)
この箱、よく出来ているのです。
紙箱なのに人差し指で閉めるとカチンと小気味良い音がして閉まる。蓋の裏にある爪が本体のスリットにはまって閉まる音です。
箱が少し外側に膨らんでいるのが分かりますか? 私はこれがミソだと睨んでいるのですが。
それを知ったからと言ってどうと言う事は無いのですがね。
開け閉めしてはニタリ。スウェーデンの思い出もちょっと頭をよぎったり。

マルニの箱は頂き物です。中身は入っていませんでした。本当はラデュレのマカロンが入っていたそうです。ラデュレは時々メゾンとコラボマカロンを出すのです。
私にとっては中身より外身。それを見抜いて、私に下さった方がいるのです。なんとまあ〜。

momi235_03.jpg ブルガリのBOXは…、そう、BOXと呼んでしまいますね。これも紙箱です。しっかりした厚紙で出来ています。
これの素晴らしい所は、その厚みが必然だと言うこと。何と額縁風に木口を45°にカットしてあります。ピシッと口が合う嬉しさは格別です。
しかもその木口も真っ黒。恐らく素材であるパルプを紙にする前に黒く染めているのではないかと思うのです。やるなぁ。
中身はおチョコレートでした。一粒¥800位はしました!小さい箱には2粒。でもその内どれだけが箱代なのでしょう?1粒用もありましたよ。
私にとって¥800は高く感じません。この箱が付いてくるのですから。

どうでしょう。
使わない箱コレはくだらないのかな?
私にとってはARTみたいなものかもしれないのですが。


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