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<辛いPINK 甘いPINK>
PINKは魔力のある色です
身に付けたいと思ってもなかなか一筋縄ではいかず、失敗すれば情けないことこの上ない。
が、うまく身につけられた時のワクワク感は半端ない。
この頃、自分の中でPINKが急浮上して来ているのに気づいてはいました。
ちょっとした小物にスパイシーなピンクをパラリと入れることでエッジの効いた装いになります。
気を付けたいのは良い素材を選ぶこと。
素材感がチープだと安っぽーいピンクになり、情けなくなります。
大人ですから!
私は辛いPINKも、甘いPINKも両方好きです。
私の思う辛いPINKは濃くてピリリとしたPINK.
或いは淡くても冷たいPINKは辛いPINKになり得ます。
何年か前のジル.サンダーが素敵に取り入れていましたね。
去年のドリスも小物系がカッコ良かったです。
こういう色って染色で出そうとしてもなかなか出せません。
染料に限界があるのでしょうね。
学生の頃使っていたクローム染料というのに、ダイヤモンドピンクだか、ダイヤモンドレッドというネーミングの染料がありました。
なんてイカした名前なのでしょう!
今は染める時に使う重クロム酸という劇薬が使用禁止になってしまい、染料は持っているのですが、染められません…
天然石の中にもこのスパイシーなPINKのものがあります。
ルビー、ピンクサファイア、そしてルベライト。
ルベライトはトルマリンのピンク色のことです。ルビーの様というネーミングの通りピンキッシュな赤は魅力的。いずれも高品位でないとしっかり色が乗っていないところが辛いところ。ずっとピンク系のトルマリンは避けてきましたが、素晴らしく綺麗なルベライトと出会って大ショック!ルビーも美しいですが、極上ルベライトの魅力はまた格別です。
甘いPINKはマリリンの声のよう、と私はイメージしています。
身も心もとろけるようなPINK使いの上手いのはクロエ。
甘くても大人の色、大人の素材、大人の着こなしにしなくてはお子ちゃまになってしまいますね。
何れにしてもどこかロックなテーストを入れ込んで、辛口に仕上げるのが身につけ易いと思うのです。
この秋冬は思い切って大好きなPINKに挑戦。
冒険ですが、好きなものはきっと成功する!
何より自分がワクワクするのです。
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