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撮影年月日 |
2004/09/12 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Nerine |
科目・属 |
ヒガンバナ科ネリネ属 |
季節 |
秋 |
生育地 |
南アフリカ原産 |
分布 |
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移ろいて
2年前の秋にこれをUPしている。
この家に越してきた明くる年の秋、この花を庭で見た時の驚きと、次年から年を経るに連れ色が純白だったのが少しずつ黄味を帯びてきて、花数が増していくのと引き換えに小ぶりになってきていると書いている。
しかしまあ、今年の花姿はなんとしよう。
梅雨に雨が少なかったためか、あまりもの猛暑の夏だったからか、加えて「手入れ」を怠ったせいか、うんと小ぶり。
もとは赤ん坊の頭より大きかったのが、ようやく握りこぶしほどになってしまった。
かわりに花数はたくさん。庭の一遇を華やかに彩っている。
しかも黄味を帯びた上に、さらに赤味が加わってきている。
大きな画像を見ると、ほとんどピンク色をしたのさえある。
実は、まじまじと庭を見て歩いたのは数日振りだった。立て続けにやってきた台風の影響で、ちょくちょく雨模様だったこともあって、水遣りがてら世話をやくことなく何日も経った。
少し見ない間に、庭にはすっかり秋がやってきていた。
キツネノマゴやイヌタデが花をつけ、ダンギクも咲き始めている。
日が落ちると街に吹く風の熱気がずいぶん和らいできた、寝苦しさのあまり夜中に目覚めることが少なくなった。
とは感じていたが、これほどまでに季節が移り変わっていたことを庭の草花がたからかに伝えていた。
じっくり庭の草花を見ていたら、頭がすっきりした。
そう、アタシの季節も確かに移り変わろうとしている・・・。
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