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撮影年月日 |
2004/09/25 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Compositae eclipta prostrata |
科目・属 |
キク科タカサブロウ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
水田のふちや川べり |
分布 |
本、四、九、沖 |
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秋ですね
6月の半ばほどからなんのかの小忙しく、「野」に出ることがなかった。
3ヶ月ぶりにカメラを携えて、くだんの散歩コースに出かけた。
最初から「今日はゆっくり行こう」と決めていた。
我が家からほどなくの散歩コース入り口に立つと、パーッと広がっている田んぼや草の匂いが立ち上がってくるようだ。
田んぼの縁をゆっくり歩く。ワレモコウやツリガネニンジン、アキノタムラソウ、ヒヨドリソウが脇の土手に咲き乱れていて、それらを眺めているうちにどんどん生き返ってくるような気がする。
ふと足元に目をやると畔に沿ってびっしり生えている4ミリ5ミリの小さい白い花。どこにでもあるような、見たことがあるような、よーく見るとアタシ的には「新種」なのだった。
出処は不明だが「高三郎」と書くらしい。「秋の高三郎かー」なんだか物語を感じるいい名前だね。
「どどー」と風が吹き渡った・・・。
ああ、あれは「風の又三郎」だったっけ。
ほんとに夏は過ぎたんだな、と思わせる快い秋の日差しに「そうは言っても秋はすぐに過ぎるから」高三郎さんはコメツブのような顔をお日様の方に向けるのでした。
とかね。
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