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撮影年月日 |
2005/11/13 |
撮影場所 |
台中・台湾 |
学名 |
Acanthaceae Dicliptera chinensis |
科目・属 |
キツネノマゴ科ヤンバルソウ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
乾いた土手や林縁 |
分布 |
奄美大島〜沖縄 |
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バンザイ!君にあえてよかった〜♪
石垣島で買った「琉球弧 野山の花」、バンコックでみつけた「FLWERING PLANTS OF THAILAND」両方にあたって当該が見出せなかった。これはもうお手上げである。
そこでMizaoi先生の掲示板に画像を貼って、お尋ねした。
「横浜もずいぶん寒くなりました。
先日台湾へ行ってきました。
取材だったので、ゆっくり草花散歩はできませんでしたが、それでも2,3撮りました。
いつだったか、ここで「キツネノマゴ」ご一家の話題があがっていましたね。
もしかしたら、ご存知かと思い貼らせていただきます。
「キツネノヨメ」か「キツネノアトトリ」って感じなんです。」
即、回答が書き込まれていた。
「台湾までお仕事ご苦労様でした。
ところで、お尋ねのものは、キツネノマゴ一家とは良いところに気づかれました。
同じキツネノマゴ科ですが、ハグロソウ属ハグロソウというものに似ています。葉黒草という意味で、葉が暗緑色をしているからとされています。
ただし、これが台湾で取材されたものでしたら、同じくキツネノマゴ科ヤンバルハグロソウ属の「ヤンバルハグロソウ」というものでしょう。
詳しい違いは果実を見なければ分かりませんが、葉の形が卵状楕円形をしている点、葉の縁に毛がある点から、ヤンバルハグロソウと同定して間違いないと思います。」
いかにも華々しい南国風な草木花は、それでも探せ出せたりするが、道端や野原に咲いている小さな花はなかなか見つからない。
残念ながらこの度は、台湾で「植物図鑑」を探す時間はなかった。
空いた時間にメクラ滅法散歩して行き当たった「民俗公園」の裏庭はこの花を敷きつめたようだった。
しばしば強風に見舞われるかして、巻き上げられた土埃をかぶり、まるでキナコをまぶしたようだったが、一つずつでは目立たない花でも、どーっと群れて咲いていると見事なものだ。
せっかくの花のジュウタンの名前がわかって、ほんとによかった。多謝!!
バンザイ!
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