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撮影年月日 |
2005/11/13 |
撮影場所 |
台中・台湾 |
学名 |
Bauhinia purprea |
科目・属 |
マメ科バウヒニア(ハカマカズラ)属 |
季節 |
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生育地 |
熱帯・亜熱帯に分布する低木または高木 |
分布 |
原産地・インド |
関連情報
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おはずかしや〜
中国名は羊蹄木。はて、どう発音するのか。花は煮食し、材は農具に使われる。
美しくて、食べられて、道具にもなる。一石3鳥。
「民俗公園」の中庭。小さな池のほとりに大きな木が数本、どれも花盛りだった。たくさんの花は見えるが、高い所にあってとても撮れそうにないと思えた。
ところが見れば幾分池へ向かってたれている一枝発見。それに、赤レンガ塀の端には「踏み台用」といわんばかりに庭石が置いてある。当然それを使用に及んだ。
さほど高くはない塀だが、上ってみるとやっぱり怖い。だし、対岸の突き出し台でくつろいでいる家族連れの人たちの視線を浴びて恥ずかしい。
撮り終えて、最後の一歩をジャンプして着地したら、周りのひとの「ほっとした」ような顔が目に入って、なおのこと恥ずかしかった。
いかにも南国の花。似たような色味の違う花をタイでも見かけたが、これは大きな葉の先が二つに切れ込んでいて、ちょうどハート型しているのが特徴。
「羊蹄木」はどう発音するかは分からないが、恐らく木の葉の形を羊の蹄にたとえたんだろう。
冷や汗かきながら塀に登った甲斐があった。
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