画像をクリックするとズームできます
撮影年月日 |
2005/11/13 |
撮影場所 |
台中・台湾 |
学名 |
Koelreuteria elegans subsp. formosana |
科目・属 |
ムクロジ科モクゲンジ属 |
季節 |
|
生育地 |
|
分布 |
原生地・台湾 |
関連情報
|
|
|
秋告木
検索していて花の名前を知った。
台湾の代表的な花木だというだけあって台中の街中や市街地の街路樹としてたくさん植えられている。
ほとんどがこのように「実り」を迎えているが、まだ黄色い花をつけているのも多く見かけた。
花の盛りは鮮やかな黄色の花が、きっと美しくて人目を引くことだろう。
実りのこの時期もまた悪くない。どの木も泡を吹いたように、少しくすんだ薄紅の房状の実がこんもり、もったりと重たげに実り、それが街路にずっと続いているのは見事でさえある。
11月のおよそ半ば、ようやく秋の気配が兆す。日中は30度に達する暑さでも、夕方には涼やかな風が吹き、日暮れるとさほど暑くはない。タイワンモクゲンジは秋を告げる木なのだそうな。
今年は秋の訪れが遅いという。やはり温暖化の影響なのか、とこの地の人たちも言う。
全ての人知と財を傾けて、急いでしなければならないことが山ほどある。この地でもまたそれを実感させられた。
|