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撮影年月日 |
2005/09/26 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Labiatae salvia nipponica |
科目・属 |
シソ科アキギリ属 |
季節 |
秋 |
生育地 |
低い山地の木陰 |
分布 |
本、四、九 |
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祇園精舎の鐘の声・・・
2002年に初めてこの花を見つけた時は大興奮だった。まるで怪獣のベイビイのようにチョロと舌を出しているような、ひょうきんでいて、摩訶不思議な花姿に魅せられた。
その後毎年この花のころにはお目にかかりに行く。最初に見つけた場所以外にもこの花の自生地を発見した。
今年は最初に見つけた場所にはなかった。というより「ヤブを分け入った奥」だったはずが、ヤブ自体がなくなっていて、この花の自生地ごと田んぼに生まれ変わってしまっていた。仕方がないこととはいえ、開いた口がふさがらなかった。
一度撮ってUPしたものについては、撮らないで見るだけにする、というふうになってしまったのはいつのころからだったか。
これからは既に撮った花でも、機会があってお目にかかれたら撮っておこう、そこそこよく撮れていたらUPしようと思っている。毎年同じところに咲くとは限らないのだから。
中にはそうでないものもあるにはあるが、前に撮ったものより最近の方が、ちっとはましに撮れているものの方が多い気がする。
これは珍しい前者。(つまり、あんまり進歩してないってことなんだけどね)
それに咲く時期が微妙にずれてきている気がする。撮ってUPしておくとそのずれがよく分かるだろうとも思うのだ。
地球温暖化が草花にも確実に影響していると知ったところで何ができるわけでもないのだが。
「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり・・・黄花秋桐の花の色、盛者必衰の理を表す」
あああ、全くだ、全くだ。
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