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撮影年月日 |
2005/09/14 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Polygonaceae polygonum pubescens |
科目・属 |
タデ科タデ属 |
季節 |
秋 |
生育地 |
水辺 |
分布 |
本、四、九、沖 |
関連情報
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あるーひ〜♪
追いかけている目的があって散歩に出かけたんだが、目的を遂げられず、なんとなくがっかりで肩を落として歩いていたら、ちらちらと咲いているのを見かけた。
「イヌタデでしょ」軽い気持ちで近づいてみれば、あにはからんやただのタデではなかったというわけ。
大々ズームは成功しなかったが様子は十分伝わるのが撮れた。
あまり陽の差し込まない林下のくぼ地は地下水が染み出ていて、小さな溜りを作っている。その溜りの端に群れて咲いていた。
なんともいえない流麗なカーブを描いて垂れる花穂。まばらについた花はツボミは赤みが強く咲くにつれて淡い色になる。花姿ももちろんだが、すっきりした濃い緑の切れの長い葉っぱも美しい。
数多いタデ科の草花の中で、また一つお知り合いが増えたのが嬉しい。
シロバナサクラタデ、ナガバノウナギヅカミ、オオイヌタデ、ミゾソバ、サデグサ…
秋はタデ科の花の花盛りの候だ。
遠目には似たようなのでも、近寄ってよく見ると違う種だったりする。同じところを何回も歩いていても気がつかずにいて、ある日「ん?」と思って注意を向けて初めてそれと知る。
もしも本日の目的をなんなく遂げていたら、それだけで満足して、他に注意が向かなかったかもしれない。怪我の功名とは言うが、「ふとした拍子」とはそんなものなんだろう。
いっこダメでも腐ることはない。待てば回路の日和ありってね。
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