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撮影年月日 |
2005/08/23 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Verbenaceae verbena officinalis |
科目・属 |
クマツヅラ科クマツヅラ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山野や道ばたの木陰 |
分布 |
本、四、九、沖 |
関連情報
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なんでやねん?
散歩からの帰り道、もうほとんど家に近くでみつけた。造成地下のコンクリートの側溝蓋とアスファルトのわずかな隙間からも草草は生い茂り、小ヤブになっている。その小ヤブの構成一員だったというわけ。
悪環境もあってか、ゴミかなんかのようにグチャグチャしているばかりで草姿ははなはだよろしくない.。竹富島でみかけたクマツヅラとは別人?だったか、と同定に不安を生じるほど。
姿はおよそボロボロでも、花はよくみればなかなかにかわいい。
熊のつづら(葛籠:衣類を入れるカゴ)にしちゃあ、ちょっと小さいんじゃないの?これじゃ嫁入り道具は入んないわよ。
わずか4ミリほどの花である。ノミのツヅリ(綴り:粗末な衣服)だって5ミリぐらいはあるよ。
洒落たつもりだったがツヅラは葛籠ではなく葛の意らしい。
え?熊のつる?
よけいわかんないじゃない!
全体に細かい毛に被われているから?いや、もしかしたら熊の子が独り立ちする時期に咲く?とか?
いや待て、毛むくじゃらのガクの間からムニュッとのぞいたツボミの様子は、熊の肉球に似てなくもないぞ!
まだ咲いてない花序の先は熊の尻尾にも見えるかも?
名の由来を想像するのも楽しいには違いないが、やはり、言われて「なるほど」とはとても解釈しがたい名前については、命名の言われも記載してほしいものではある。
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