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撮影年月日 |
2003/01/14 |
撮影場所 |
竹富島 |
学名 |
Diplocyclos palmatus |
科目・属 |
ウリ科 |
季節 |
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生育地 |
ヤブ地や林縁に生えるツル性1年草 |
分布 |
トカラ列島・口之島以南 |
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ウリンボ・ころんろん
「ちるりん」と咲いた花が終わって落ちると、このような可愛らしい実が「ころんろん」となる。
まるでウリンボの背中のようなステキな縞模様だ。
このまだ生まれたてのウリンボは緑色をしているが、やがて黄色く変わり、最後には赤くなる。
大きさは本土のカラスウリの半分弱ってとこかな。そう…ウズラの卵ぐらいだったと思う。
実を一つ持って帰って垣根に這わしてみたい誘惑に駆られたが、ぐっとこらえた。
植物分布が塗り替えられた、渡瀬ラインがグチャグチャになってしまった、なんてことになったら困るからね。
とか言いながらその実、オヒルギの種は持ってきてしまった。後悔している。
小さいガラス瓶の水の中でスクスクと育っている。この先どうしてあげたらよいのやら困っちゃってます。
育成環境から見ると、オヒルギは水辺の植物であるだけに、リュウキョウスズメウリの数倍難しそうだ。
しかしながら、まずは汽水でなく、水道水でも発芽したのだから、水浸しにせずとも育つような気もする。それでもまあ、いきなり土生にするというのも、あまりにも冒険かもしれない。
でもま、そのようなことで頭を悩ますのは、そんなに悪くないことではある。
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