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撮影年月日 |
2006/10/08 |
撮影場所 |
鹿児島県屋久島 |
学名 |
Hibiscus mutabilis L. |
科目・属 |
アオイ科 落葉低木 |
季節 |
夏 |
生育地 |
低地の谷川や林縁 |
分布 |
九州南部以南 |
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ウェルカム!!
鹿児島から高速船で島入りし、宿からすぐの磯に出る途中で撮った。
くっきり白く、ほんのりピンクで愛らしい花だ。
奄美大島以南の島々の呼び方はいろいろある。先島諸島、琉球弧、八重山諸島。植物の名前もリュウキュウやヤエヤマ、サキシマを頭に冠したものが多い。
花の最盛期にかかろうとしていたらしく、屋久島の島内を車で走っていると、やたらに目につく。
翌日、白谷雲水峡登山道入り口へ走る道すがら、また翌々日、縄文杉コース登山道入り口に至る車道脇の山肌を眺めるに、スタートから少しの間、たくさんのサキシマフヨウを見かけるのだが、蛇行しながら上へ行くに従って数が少なくなり、そこそこ上がるともう1本たりとて樹姿を見かけなくなる。
海岸線と山すそ線がほぼ一致ぐらいの屋久島が亜熱帯から亜寒帯までの気候分布に属していて、それにつれて植物分布も広がっていることがよくわかる。
キシマスオウは玄関先で訪れる人々を歓迎する花のようだ。
花期は7月〜11月
参考文献
世界自然遺産の島を歩く
新版「屋久島の植物」
南方新社
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