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撮影年月日 |
2003/04/23 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
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科目・属 |
ー |
季節 |
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生育地 |
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分布 |
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クリスマスショック
花苗店でこれを見かけた時は嬉しくなって、思わず買ってしまった。
クリスマスカードの絵柄によく見かけるでしょ。葉っぱはヒイラギみたいで、そこそこ大粒の赤い実がなるお馴染みのアレ。リースなどにもTOPのリボンやベルと一緒に、飾り付けてあったりする。
手元の図鑑には記載がないとこを見ると、日本では園芸用にしか扱われてないんだろうが、かの国(どこ?)ではこんなのが山に行けばいっぱい自生してるんじゃないかな。
これもまた要・老眼鏡の花で、アタシの肉眼じゃーなにがなんだやらわからない。
その割に、真っ赤な実はナンテンの実よか二回りほどデカイ。
たくさん実をつけた様は、いかにも「クリスマスホーリー」だよ。
小学生の頃、クリスマスの象徴といえば銀紙でコートした長靴、そうあのお菓子や何かがいっぱい入っているの。
なんとなく「他所の国」の神様のお祭り、ぐらいにしかクリスマスを知らなかった。
ある年、友だちの家に呼ばれて行ったら、今にどーんとツリーが飾られていた。見たこともない料理がテーブルに並び、大きなデコレーションケーキも用意されていた。
それら全てに仰天したが、それよりも食事の前のお祈りと戸主の短い話に度肝をぬかれた。友だちのうちはクリスチャンだったのだ。
食事が始まってさらにびっくりたまげた。そこの家ではナイフとフォークで食べていた。友だちもあたり前のような顔をしてナイフとフォークを使っていた。
なんだかカルチャーショックだった。料理の味もケーキの味も、どんなだったか覚えがないが、玄関ドアに提げてあったリースに飾りつけられたクリスマスホーリーの赤い実が目に焼きついた。
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