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撮影年月日 |
2003/10/31 |
撮影場所 |
伊豆・稲取 |
学名 |
Compositae taraxacum aibidum |
科目・属 |
キク科タンポポ属 |
季節 |
春 |
生育地 |
人家の近く |
分布 |
本(関東地方西部以西)、四、九 |
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キャー、びっくりー!
一日遅く到着の友人を迎えに、食料買出しに、散歩がてら出かけた。
海を見下ろす山の上のリゾートマンションから駅周辺の街までは歩くと結構な距離だったが、ちっとも苦にならなかった。
横浜あたりではもう野原は枯草色だというのに、稲取はまだどこも青々としている。見上げるほどに切り立った崖という崖は、落石防止でコンクリートで固めてあろうがなかろうが、一面ツルソバが覆い被さるように繁茂していて、白い可愛い花が盛りだった。
シロバナタンポポは、まさしく「人家の近く」で見つけた。車の轍でえぐれている、舗装していない石ころだらけの道ばたに一輪だけ咲いていた。
生まれて初めて見た。
恐らく遅れ咲きか返り咲きだなー。春ともなれば辺りにたくさん見られるにちがいない。
横浜の我が家の近辺ではセイヨウタンポポがタンポポ領域を席巻している。在来和種などついぞ見かけた試しはないように思う。
四国や九州では「シロバナ」しかない地域もあるという在来和種のタンポポを見つけられただけでも「散歩」甲斐があったというものだ。
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