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撮影年月日 |
2003/10/31 |
撮影場所 |
伊豆・稲取 |
学名 |
Compositae crepidiastrum keiskeanum |
科目・属 |
キク科アゼトウナ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
伊豆半島以西の太平洋側の海岸の岩場 |
分布 |
本(伊豆半島から紀伊半島)、四、九 |
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アタイ、ここが好きなの
シロバナタンポポを見つけたところからしばらくの黒根崎はつまり断崖。
友人の話だと「飛び込んで」だか「落ちて」だかで、よく人が命を落とすんだらしい。
故意に「落したい」人が海に「落ちたい」なら、危ない崖をよっぽど降りてからでないと、水際には届かない。
下手なところから「チャレンジ?」しようものなら海に落ちないで、途中の岩に頭ぶっつけるのがオチ。
「まあまあ、悪いこた言わないから、余計なこた考えないで、気楽に行きましょうや」
ってとこかな。
そんな崖っぷちの岩のそここに、へばりつくように花をつけていた。
「うんうんキク科ねー。ニガナの親戚?」
ぐらいの軽い気持ちでシャッターをきったんだが、これがまたまたびっくり。
どうもここいら特有のもので、太平洋岸に縄張りを張ってるんだとか。
これだから、旅先の「草花散歩」は止められない。
潮風にさらされ、朝な夕な太平洋を眺めながら「生きている」アゼトウナが「アタイ、ここが好きなの」などつぶやいたような・・・。
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