画像をクリックするとズームできます
撮影年月日 |
2002/07/03 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Astilbe microphylla |
科目・属 |
ユキノシタ科チダケサシ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山野 |
分布 |
本、四、九 |
|
キノコ刺し?!
いつもの散歩コースの草むらからすっくと首を伸ばしていた。
去年の5月にこれと同じ学名のアスチルベをあげた。
おそらくこちらは自生のもので、去年のは園芸改良種だろう。
酷似しているが、花付きの間隔など少しずつ違っている。
似たようなケースでいつも思うのは、かもし出す雰囲気が違う。園芸改良種は立派で華やかさがあるが、自生種には、えもいわれぬ清涼感がある。
透明なすがすがしさ、ひっそりと命を抱きしめるようないとしさと肩を張らない力強さにうたれる。
和名はチダケという食用キノコを、この茎に刺して持ち帰ることによるとある。
さて、チダケというのはどんなキノコなんだか。
太いところは火箸ぐらい細いところでも竹串ほどあるこれの茎に刺して、割けて外れないキノコなのだろうから、かなりの大きさでしかもマツタケやエリンギのように繊維が長くないはずだが、ちょっと姿が想像ができない。
ましてや食して味がどうなんだか皆目見当もつかない。
今度地元の動植物に詳しい方にぜひ訊ねてみよう。
|