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撮影年月日 |
2002/08/07 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Macleaya cordata |
科目・属 |
ケシ科タケニグサ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
荒地 |
分布 |
本、九、四 |
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知らぬが仏
茎が中空で、竹に似ているから「竹似草」。
インドシナの占城から渡来したと考えられているところから別名を「チャンパギク」という。
茎や葉を切ると出る乳液は有毒で、害虫の駆除に用いた。
花に花弁はなく、ガク片も開花と同時に落ちる。
だから、どれを見ても「咲いた後」のような様子をしているわけだ。
もしゃもしゃしてるのは花糸というんだって。
なんだか可愛いなと思って「花のあとでもいいや」と撮っておいた。
怪我の功名というヤツだ。
そういえば「8月の花―1」でUPしたセンニンソウはこれに巻きついていた。センニンソウを美人に撮ってあげたくて、タケニグサの枝葉を数本手で折った。
それとはツユ知らず、害虫駆除に使うほどの有毒乳液がアタシの手についたわけだ。
撮影は8月7日だから、すでに5日目になるが、どこも痛くも痒くもない。
よくよくアタシがラッキーなのか、丈夫にできてるのか、はたまた鈍感なのか。
いや待てよ、もしかして、それと知っていたら、どうかあったかもしれない。
人の神経はそんなふうにできていたりもする。
だいち、言うじゃあないの。
「知らぬが仏」よ。
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