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撮影年月日 |
2002/10/22 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Compositae f.amplifolia |
科目・属 |
キク科ニガナ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山野、丘陵 |
分布 |
北、本、四、九 |
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定着!どんどこ、ずんずん
シロバナニガナの一品種。シロバナニガナはニガナの変種。
ひょろっと伸びすぎて斜めに傾いている茎をまっすぐにしたらば、80センチほどはあった。
本当はその日は散歩の予定はなかった。仕事も混んでくるはずだったから。
ところがなかなか実際にことが始まらず、中途半端に手持ち無沙汰だったので、急に外に出る気になった。
となると、数日前見たヤノネグサ、サデグサの原と化している休耕田脇のあぜ道を、とことん極めるつもりになった。
ずんずん進めど進めど、ヤノネ、サデ原が続くばかりか、休耕してからかなり年月を経ているらしく、前日降りとおした雨のせいであぜは崩れ、奥に行くほどズブズブ状態で往生した。
何か目新しいものを発見せずには置くものか、という気持ちが働いたのだろう、道も途切れたどん詰まりと見られる竹やぶをかき分けて入った。
靴の下で朽ちた竹がバリバリと音を立てる。
しばらくしてふと前方を見やると、竹やぶの向こうに雑木林の小山が続き、足跡のないごくごく細い道が見えた。
どんどこどんどこ登っていった。
雑木の山は案外深く、もうそろそろひき返そうかと思い始めたら、山の端が明るく見える。
どうやら一山(といってもごく小山だが)越えた山里の端にたどり着いたようだった。
昔ながらの農家の家並みを見下ろす林下に、ようやくこれを見つけた。
「季節はずれだけどしっかたないか!今日は何にも見つからなかったから、ニガナでも撮って帰るか」
と思ったんだが、画像を見ればさにあらず、ハナニガナだったというわけだ。
ところがなんと、大収穫もあった!
「さて同じ道を辿るのは能がないな」と、帰る算段をしていたらふと目に付いた。
そこら一帯は「ヤブレガサ・バーゲン」会場のようだった。
あまりにものおびただしいヤブレガサ集団にうなってしまったが、いくらさよならセールでも、この時期のヤブレガサは、いかにもぼろぼろのおんぼろ傘だよねー。
バーゲン漁りは来春に取って置くことにした。
「もう1歩」はすっかり行動パターンとして定着したなー。
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