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撮影年月日 |
2008/08/12 |
撮影場所 |
剣岳/富山県 |
学名 |
Compositeraceae Erigeron virgaurea var. leiocampa |
科目・属 |
キク科クカシヨモギ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
高山帯の草地 |
分布 |
北、本(中部地方以北) |
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出た〜ッ!!!
はい出ました。ミヤマです。
アキノキリンソウとうり二つ!
ミヤマの方が総花の径が一回り大きく、頭花(真ん中の部分)の総花に占める大きさ率も高い。おおよそ、背丈が低め。
ズームアウト画像ではとなりにエゾシオガマが咲いているのがご覧いただけよう。剣御前から剣山荘へ向かう、第1の雪渓を渡る寸前の道脇にみつけた。
むろん、休憩の後、歩き始めてから撮ったのではなく、到着後ザックを置いてすぐ「何やらいそうな」勘に導かれて近づいたのだった。
頭花(真ん中の部分)の総花に占める大きさ率が高い、ということはすなわち、花の受粉域が広いということ。これも厳しい環境下で生き延びるための種の知恵なのだろう。
高山の花は7月から9月初旬までのほんの短い山の夏をめがけて押し寄せるかのように入れ替わり咲く。山では駆け足で春夏が走りぬけるというところ。
その時期に・硫黄岳・横岳、阿弥陀岳・赤岳/八ヶ岳、白山、剣岳と登れて、たくさんの高山の花々と出会えたのだから、最高に幸せな今夏ではあった。
脱奥多摩はかように進捗しているということは、すっかり奥多摩の山々とは無沙汰しているということ。2月に大岳山撤退から1度も足を向けていない。
秋には陣馬高から高尾へでも抜けてみるかな〜、川苔山の紅葉でも見に行くか、と思ってはいるが…
花期は8月から9月
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