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撮影年月日 |
2009/07/01 |
撮影場所 |
横浜市青葉区 |
学名 |
Primulaceae Lysimachia clethroides |
科目・属 |
サクラソウ科オカトラノオ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
丘陵の日当たりのよい草地 |
分布 |
北、本、四、九 |
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里山again
ボルダリングをしていて4mちょいぐらいから落ちて脊椎を骨折した。1ヶ月余の入院に続く湯治ですっかり体力を落とした。「とにかく安静」生活」で身体を横たえてばかりいたので、垂直に負荷がかからなかったあまり、蝶骨も肩甲骨も開いてしまった。整体で調整はしてもらったが、緩んでしまったネジは歩いて締めるしかないと言われた。
ともかく1時間あるくことにした。家から5分ほど行くと田園風景が広がる。田植えからさほど経たない早稲田が青々と目に清清しい。
わき目もふらずスピードを上げて歩くつもりだったのに、カメラを携えていったのが間違い。見ればやっぱり撮りたくなる。
なんてきれい!
ちょっとした村里ならどこにでも見られる野に咲く花をこんなにじっくり見つめたのは、もしかしたら2年以上ぶりかもしれない。
奥多摩歩きから始めてついには高山植物を抱く日本の屋根地帯に足を伸ばしてきて、家の近くを散歩することもついに絶えただけでなく、低地に咲く花に対する見る目が変わってしまったのだ。「そこらへんの。別に」と。
人の思惑など歯牙にもかけず草花は変わることなく時を知って咲き、誰に誇示するでもなく精一杯の精緻と美を神に差し出す。
そこらへんでも、どこらへんでも…
花期は6〜7月
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