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撮影年月日 |
2008/07/19 |
撮影場所 |
長野県八ヶ岳:美濃戸山荘→行者小屋 |
学名 |
RANUNCULACEAE Aquilegia buergeriana f.flavescens |
科目・属 |
キンポウゲ科オダマキ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山地の草地や林縁などに生える多年草 |
分布 |
北、本、四、九 |
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失敗は何度でも
テント泊2泊で八ヶ岳:阿弥陀岳・赤岳・権現岳を縦走した。
美濃戸山荘から歩き出してすぐに見つけた。まあ「オダマキだよね」と見送った。しばらくしてまた見つけた、今度はちょっと眺めた。
「ヤマオダマキにしては少し黄味が濃いな」
で、念のため撮っておいた。図鑑に「黄花品をキバナノヤマオダマキという」とあった。
「どうせ、あれでしょ」と見落として、後で「あ、違った」は往々にしてある。環境適応や土質で花つきや色、草丈が多少違ったりする場合もあるが、それが実は同属別種だったことは今までに数知れず、後で臍を噛む。
ことに高山に登る際は要注意だ。まだ高度が上がっていないからといって、山が深ければ深いほど低地とはことなった草花が生えていたりする。高度が上がればまた、一層用心しなければならない。
何度もそれで失敗した。失敗した経験が必ず次に生かされるかというと、なかなかそうはいかない。たまたまこの時はなんだかセンサーが働いた。そういうことに過ぎない。
つまり、まぐれってこと。
決して謙遜はしていない。
まぐれを招き得た、という自慢なので悪しからず。
花期は6月から8月
記:2009/07/17
*実際に登山して撮ってから1年が経過している。どこで何を撮ったか記憶をたどりつつなので、実際と異なる場合もあるかもしれない。
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