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撮影年月日 |
2009/08/23 |
撮影場所 |
八ヶ岳:硫黄岳・オーレン小屋 |
学名 |
RANUNCULACEAE Cimmicifuga simplex |
科目・属 |
キンポウゲ科サラシナショウマ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
山地の林内に生える多年草 |
分布 |
北、本、四、九 |
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もたいないッ!
そうそう、昨年・2008年の9月に北岳バットレスを登った時、白根お池小屋の周りでも見かけたなあ、と懐かしんだ。
早朝、夏沢鉱泉を出て、赤岩の頭を経由して硫黄岳登頂。横岳・奥の院まで足を伸ばし、再び硫黄岳へ登り返したまでは、何の問題もなかった。
硫黄岳山頂から夏沢峠を目指して長いガレ斜面を降りる。ストックをリズムよく左右に振ってトントン4ビートぐらいで降りていたら、右膝関節に違和感。ちゃんと腿のストッパーは利いているにもかかわらず、違和感はついに痛みにとって代る。
「オーレン小屋で草花撮らしてね」
「おばちゃんの歩き次第っすよ」
どうしてもサラシナショウマは撮りたかった。北岳の借りを八ヶ岳で返す!
白根お池小屋までの登りで、既に皆についていけず、翌日は第4尾根登攀で力を使い果たし山頂から小屋までは大幅遅れでヨレヨレで到着。翌日の下山では、なんとか着いて歩こうと必死で、とても草花を撮ってなどいられなかった。
オーレン小屋まで、膝痛で歩きのスピードが若干落ち、草花を撮って時間を食った。
予定していた15:35下山はもちろんクリアだが、できれば14:00の茅野へ向かう車に間に合いたい。夏沢鉱泉の送り方に2度手間をかけたくなかった。
降りてざぶんと温泉で汗を流し、ビールの1杯も引っかけるためには、13:30には下山完了しておきたかった。
オーレン小屋から夏沢鉱泉まで右膝痛を無視して、できる限りのスピードで歩いていたら、今度は左膝関節まで痛くなった。スピードを落とすまいと必死に歩く。コースタイムより10分ほどオーバーしたが、なんとか間に合って到着。
痛みに耐えて、よく頑張った!
にしても…
小屋の前の木組みのテーブルの上に置きっぱになった飲みかけのスーパードライ、どーなったでしょうね〜
あ、もったいないッ!
花期は8月から10月
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