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撮影年月日 |
2012/07/21 |
撮影場所 |
アララト山・トルコ |
学名 |
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科目・属 |
キク科アザミ属 |
季節 |
夏 |
生育地 |
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分布 |
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ワナにはまった!!
うッわーッ!花もトゲだ!!
キク科の花は集合花として知られるように、構造的には目で見る一輪が花なのではなく、花弁に見える一つずつが花、つまり雄蕊と雌蕊を有している。ということは、このアザミは花の一つずつからしてトゲと化しているということだ。スゴイ!乾燥しきった荒涼の地に適応した姿なのだ。
遠目にはなかなかにステキなオブジェふうだが、とても「手折りて行かん」にはならない、接触禁止植物!
アララト山(トルコ)は登山口からしばらくは大柄のアザミの生息が続く。中でもこれは形状の妙では群を抜いているかもしれない。数株が固まって生えているところへは誰も近づかない。ラマさえも避けて道を選って、遠く離れて歩く。
トゲ状集合花自体のトゲの強度などがどうなのか確かめていないからわからない。なんだが触ってみようという気にはならなかった。さほど硬いトゲでなかったとしても、細かいイゲイゲが指先に刺さって、いつまでもチカチカするとか、もしかしたら弱毒性でビリビリするとか、なんか、独特な雰囲気!「クワバラ、クワバラ!」なんだよね。
恐らくそれが「コヤツ」の狙いなんでもあろうが…
*日本の植物図鑑でごく類似種を見いだせることもあるが、DNAレベルまでとなると海外種はそれを以てして同定するのは困難なので表記のような形での紹介にした。
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